ハワイの住人たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 16:49 UTC 版)
ポール ハワイで剛たちが知り合った現地の少年。シンディのことが好きだが相手にされていない。 当初は日本人含め観光客を毛嫌いしていたが、自分たちのために何の見返りも求めずブラッドリー兄弟を倒してくれた難破兄弟に感動し日本人が大好きになった。同時に難破的なセンスも植えつけられ、特服を着用して歩いていたところを旅行中の伍代と出くわし、彼を困惑させた。 シンディ 父親ポーキーの店でウェイトレスをしている娘。地元のアイドル的存在。 彼女に気があるキースが、度々店に手下を送って自分の物にしようとしていた。たまたまその場面に出くわした猛が止めに入ったことから、剛は町の騒動に深入りしていく。 気丈な性格で、ブラッドリー兄弟に反抗し続けていた。剛に惚れていたような描写があったが、想いを伝えることはなかった。 ポーキー シンディの父親。異様に頭が大きい4頭身ぐらいのオッサン。ハワイ一うまいと評判のパイ店「ポーキーズ」を経営している。 元海兵隊で(実力のほどは怪しい)ハワイにて休暇中にシンディの母親サンディと出会い結婚。そのまま定住。サンディには7年前にガンで先立たれている。 剛に協力しキースと戦う。元海兵隊のスキルを活かし、キースのナイフをすべて素手で捌いているように見えたが、紙一重の差でかわしきれずに負傷していた。 彼の作るパイを、剛は心底気に入っていた。 ケン ポールやシンディの友人で、ブラッドリー兄弟が来るまでは周りから慕われるリーダー的存在だった。 ブラッドリー兄弟に反抗するグループの中心だったが、彼の父親の仕事用の車を放火され、次は母親の職場を放火するぞと脅され、泣く泣くブラッドリー兄弟の軍門に下り、小間使いをさせられていた。 剛に勇気付けられ、途中から共闘する。 ブラッドリー兄弟(ブラッドリーきょうだい) 兄のバグ、弟のキースの2人兄弟で、バグが実質的なボス。 ロサンゼルスで問題を起こしハワイに移り住んできた。麻薬を使って手下を作り、地元ハワイを暴力で支配している。強盗、放火、傷害など、不良の範疇をはるかに超えた悪党。ハワイ警察のワイキキ分署署長であるジャックを叔父に持ち、ジャックが上院議員である彼らの父親に多額の借金をしているという事情から、地元の警察は彼等に強く出ることができなかった。 キースがシンディに罵倒されたことの復讐として、ポーキーズに車を突っ込ませて破壊しようとするが、剛に妨害され、そのまま対決になる。兄バグは、不意打ちとはいえ剛を一撃でダウンさせるほどのパワーファイターで剛はピンチに陥ったが、そこに黒い特服を着た猛が駆けつける。往復ビンタで気合を入れられた剛はなんとかバグを撃破。手下たちはことごとく猛に全滅させられる。キースは銃やナイフを持って猛に襲い掛かるが、腕を折られた上に銃さえも奪われ全く歯が経たず、逆に返り討ちに遭った。その後ジャックにも見放され、ハワイから追放されることとなる。 ジャック ブラッドリー兄弟の叔父。市警ワイキキ分署の署長。 ギャンブルが原因で彼等の父親である兄に多額の借金をしていたがために、甥たちに何も言えぬ事なかれ主義であったが、その実、心を痛めていた。ブラッドリー兄弟の策謀で剛が殺されそうなところを間一髪食い止め、彼等の所業を不問とした。 最終的には良心に従い、兄には家を売って借金を返すことをブラッドリー兄弟に宣告した。
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