ドニー・イェンとハリウッドとは? わかりやすく解説

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ドニー・イェンとハリウッド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 15:00 UTC 版)

ドニー・イェン」の記事における「ドニー・イェンとハリウッド」の解説

1999年から2000年にかけ、ユエン・ウーピンアクション指導務めた『マトリックス』シリーズや『グリーン・デスティニー』がアメリカでヒットしたこともあり、クエンティン・タランティーノ監督ミラマックス推薦した事で、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝/アイアンモンキー』(1993年作)の全米公開実現2001年10月12日に“Iron Monkey”として1,225館で公開され初登場ボックスオフィスの6位にランクインした。この公開準備期間中にミラマックス契約交わしたドニー初めてのハリウッド作品ハイランダー/最終戦士』に出演している。 その後ギレルモ・デル・トロ監督ウェズリー・スナイプス主演『ブレイド2』でのスノーマン役は、一部アクション指導として参加する予定だったところを請われ急遽決まったものであった。そのスノーマン最期曖昧になってしまったことについては、監督デル・トロが「ドニー次の仕事決まっていてとにかく時間がなかった」と『ブレイド2』ブルーレイ版スチールブック仕様収録されコメンタリー話している。 この作品現場担当したアクション仕上がりについてドニー・イェンは、カメラアングルをはじめ撮影コントロールシーン編集までの一切取り仕切る香港での職責あまりにも違う当時のハリウッドシステムに落胆し動作設計カメラ不慣れさや編集壊されてしまったといい「この映画を見ると、とてつもなくアマチュアの人がプロの創ったものを処理しているという感じがする。残念だ」と著書記したその後も、両者の違いについては事あるごとに語っている。 同時期に撮影したジャッキー・チェン主演の『シャンハイ・ナイト』にゲスト出演して以降香港戻った彼は、ハリウッドからの出演依頼辞退し2012年にはヒットシリーズ『エクスペンダブルズ2』オファーを断わったことが報道されている。 しかし2013年には、“Iron Monkey公開以来親交のあった元ミラマックスハーヴェイ・ワインスタインからの熱心なラブコール応え、『グリーン・デスティニー』の続編である『Crouching Tiger Hidden Dragon: ソード・オブ・デスティニー』への出演カンヌ映画祭発表これを機にハリウッド大手事務所クリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシーCreative Artists Agency)」とも契約交わした事が伝えられた。 そのことについては「ハリウッド参戦するつもりはないよ。ここ(香港)で映画快適に撮ってるし、僕の家はここにあるもの。定期的にオファー届いてる、例えエクスペンダブルズ1や2。それには感謝しているけれど、ただその他大勢の役のために3カ月費やしたくはないので丁重にお断りした。でもCAAは僕の所へやって来たんだ、世界最高のエージェンシー手伝ってもらってもいいよね。それがLAに戻るということにはならないよ、だって、ここが僕のホームなんだから」と語った2015年8月にはスター・ウォーズシリーズ実写スピンオフである『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に出演することが発表された。その直後雑誌取材に対して自身出演作多く暴力シーンがあると前提し「そろそろ自分の子供たちに観せることのできる映画撮ってもいい頃だ。スター・ウォーズファミリー映画だし子供たちも気に入ると思う」と話したまた、別のインタビューでは「ハリウッド映画に出ることが僕の目標考えている事ではない、ハリウッド作にも良くない作品はあるよね」と答え将来香港ハリウッドとはコラボレーションできるだろう、それでよりよい作品生み出せると語っている。

※この「ドニー・イェンとハリウッド」の解説は、「ドニー・イェン」の解説の一部です。
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