ドイル_(フリゲート)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ドイル_(フリゲート)の意味・解説 

ドイル (フリゲート)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/02 01:37 UTC 版)

艦歴
発注:
起工: 1981年10月23日
進水: 1982年5月22日
就役: 1983年5月21日
退役: 2011年7月29日
除籍:
その後:
要目
排水量 基準: 3,225 t
満載: 4,100 t
全長 453 ft (138 m)
全幅 45.4 ft (13.8 m)
吃水 24 ft (7.3 m)
機関 COGAG方式
LM2500-30ガスタービンエンジン (20,500hp) ×2基
可変ピッチプロペラ(5翔)×1軸
非常用旋回式スラスタ(350hp)×2基
最大速 29ノット以上
航続距離 4,500 海里(20ノット巡航時)
乗員 206名(士官13名)
兵装 Mk.75 76mm単装速射砲×1基
Mk.38 25mm単装機銃×2基
Mk.15 20mmCIWS×1基
M2 12.7mm単装機銃×4基
Mk.13 mod.4単装ミサイル発射機×1基
* SM-1MR SAM
* ハープーンSSM を発射可能

※2003年以降撤去
Mk.32 mod.17 3連装短魚雷発射管×2基
艦載機 SH-60B LAMPSヘリコプター×2機
C4ISTAR NTDS (JTDSリンク 11/14)
Mk.92 FCS (SM-1MR, 76mm砲用)
AN/SQQ-89 ASWCS
センサ AN/SPS-49 対空捜索レーダー
AN/SPS-55 対水上捜索レーダー
AN/SQS-56 船底装備ソナー
AN/SQR-19 曳航ソナー
電子戦 AN/SLQ-32(V)5 ESM/ECM装置
Mk.36 デコイ発射装置
モットー:

ドイル (英語: USS Doyle, FFG-39) は、アメリカ海軍のミサイルフリゲートオリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲートの30番艦。艦名は、朝鮮戦争で活躍したジェームズ・ヘンリー・ドイル海軍中将に因む。その名を持つ艦としては2隻目。

艦歴

ドイルはメイン州バス鉄工所1981年10月23日に起工された。1982年5月22日に進水し、1983年5月21日に就役した。

最後の任務は、南方軍(SOUTHCOM)管轄地域における武器密輸取締り(CIT)任務であり[1][2]、同任務に従事すべく2010年10月2日に母港・メイポート海軍補給基地を出港し[1]、SOUTHCOM隷下で武器麻薬の密売取締りを主任務とする統合タスクフォース「南方統合組織間協力タスクフォース[3]」(JIATF South、JIATFS)に加わり、CIT任務に従事した[1][2]。本任務中には、実際に捜査・逮捕などの権限を有する沿岸警備隊の法執行要員(LEDET)を同乗させるとともに、第42軽対潜ヘリコプター飛行隊(HSL-42)とも共同して任務に当たり、実際に東太平洋上において行われようとしていた武器密売を阻止、容疑者を拘束する成果を挙げている[2]

2011年4月5日に6ヶ月間の派遣期間を終えて母港のメイポート基地に帰港し、およそ4ヶ月後の同年7月29日付で退役した[2]

脚注・出典

  1. ^ a b c “USS Doyle Heads South to Disrupt Flow of Narcotics” (英語) ドイルの南方軍エリアにおけるCIT・麻薬密売取締り任務従事のための出港について報じるアメリカ海軍(実際にはドイルが属していた南方海軍/第4艦隊広報部)発表の記事。2010年10月4日掲載、2013年2月12日閲覧。
  2. ^ a b c d “USS Doyle Returns From Final Deployment” (英語) アメリカ海軍(実際にはドイルが属していた第4艦隊広報部)が発表した、最終任務を終えて帰港したドイルのことを報じる記事。2011年4月5日掲載、2013年2月12日閲覧。
  3. ^ 海軍のほか、同じ国防総省傘下の組織としては空軍(USAF)、他省庁傘下の組織としては国土安全保障省から沿岸警備隊(特に第7管区所属の要員)や税関・国境警備局(CBP)などが参加している。

関連項目

外部リンク


「ドイル (フリゲート)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ドイル_(フリゲート)」の関連用語

ドイル_(フリゲート)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ドイル_(フリゲート)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのドイル (フリゲート) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS