ビクトリア_(フリゲート)とは? わかりやすく解説

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ビクトリア (フリゲート)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/23 09:20 UTC 版)

ビクトリア
基本情報
建造所 バサン
フェロル造船所
運用者  スペイン海軍
艦種 フリゲート
級名 サンタ・マリア級
艦歴
起工 1983年8月16日
進水 1986年7月23日
就役 1987年11月11日
要目
排水量 基準 3,610t
満載 4,177t
全長 137.8m
最大幅 14.3m
吃水 8.6m
機関 COGAG方式、1軸推進
LM2500 ガスタービン × 2基
非常用旋回式スラスタ(350 HP) × 2基
出力 41,000HP
速力 最大速 30 + ノット
航続距離 18ktで5,000海里
乗員 士官15名、兵員190名
兵装 3インチ62口径単装速射砲 × 1基
メロカ 20mmCIWS × 1基
M2 12.7mm単装機銃 × 4挺
Mk 13 mod 4 ミサイル単装発射機 × 1基
Mk 32 mod 7 3連装短魚雷発射管 × 2基
搭載機 SH-60B シーホーク × 2機
C4ISTAR NTDS (TRITAN+リンク 11 / 14)
Mk 116 水中射撃指揮装置 × 1基
Mk 92 砲・ミサイル射撃指揮装置 × 1基
レーダー AN/SPS-49 対空
AN/SPS-55 対水上
ソナー AN/SQS-56 艦首
SQR-19曳航ソナー (TACTASS)
電子戦
対抗手段
Nettunel ESM装置
Mk 36 SRBOC チャフフレア展開装置
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ビクトリアスペイン語: SPS Victoria, F-82)は、スペイン海軍のミサイルフリゲートサンタ・マリア級フリゲートの2番艦。

艦歴

「ビクトリア」は、バサンフェロル造船所で1983年8月16日に起工し、1986年7月23日に進水、1987年11月11日に就役した。

2009年3月29日、ソマリア沖でアタランタ作戦に参加中、ドイツ海軍給油艦A1442 シュペッサルト」 (Spessart) が海賊の攻撃を受けた。「シュペッサルト」には40名の民間乗組員と、12名の警備部隊員が乗艦していた。彼らは小火器で海賊と交戦し、その攻撃を退けた。「ビクトリア」のSH-60 シーホークは逃走を図る海賊ボートに対して射撃を行った。オランダ海軍の「F802 デ・ゼーヴェン・プロヴィンシェン」 (HNLMS De Zeven Provinciën) 、ギリシャ海軍の「F 454 プサラ」 (HS Psara) 、アメリカ海軍の「LHD-4 ボクサー」 (USS Boxer) が海賊の追跡に参加した。

2010年4月から8月まで再びアタランタ作戦に参加している[1]

脚注

関連項目

外部リンク


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