デーヴァ神軍上層部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 06:46 UTC 版)
「天空戦記シュラト」の記事における「デーヴァ神軍上層部」の解説
調和神ヴィシュヌ 声 - 島本須美 天空界を導いていた調和神。神鳥の神甲冑が存在したらしい。見かけは20数歳だが実際は一万数千歳。シュラトとガイを天空界に転生させた。その後、インドラによって石化されるも、シュラトらによって元に戻る。 一度だけなら死者を蘇生させる能力があり、リョウマ、レンゲ、ダン、クウヤを蘇生させた。ただし、サラス、マユリ、インドラは蘇生させなかった(理由は明言されていない)。 後に、アスラ神軍との戦いによって力を使い果たし、倒れる。 [技]転移(てんい) 雷帝インドラ 声 - 鈴置洋孝 デーヴァ神軍総司令官。十二羅帝の一人で十二羅帝最強と称えられていた。双頭鷲の神甲冑を纏う。人・智・勇持ち合わせ清廉潔白な指導者であり、ヴィシュヌの重臣だったが、シュラトたちの転生を機に謀反を起こす。 シヴァと同じルドラ一族出身で、彼の側人。かつて狂気に走った主君を目覚めさせようと死亡した際、反魂で復活させられシヴァの操り人形同然となってしまった。本来は高潔な人格者であり、心・技・体を兼ね備えた誇り高き武人であったが、呪われた体ゆえにシヴァの命令に逆らうことができない。育てあげた神将たちを我が子同然に想いながらも自らの呪われた宿命に苦悩する。 一万年前の大戦末期にブラフマーに敗れて捕虜となった。戦後はヴィシュヌの口利きもあってデーヴァ神軍の幹部に収まり、再建に力を尽くす。その結果、かつて敵対した古参の将兵や、そうでない新参の将兵からの信望を獲得する。特に若手将兵たちにはヴィシュヌよりもインドラを慕う者が少なくない。 漫画版では性格が異なり、最後まで「アスラ神軍の幹部」としての態度を崩さなかった。 [技]雷帝時空裂(らいていじくうれつ)、雷帝魔光弾(らいていまこうだん)、結界(けっかい)、石化(せきか) [真言]ナンマンサンマンダ・バザラ・ダン・マカインドラヤ・ハーン(雷帝時空裂) 幻帝ミトラ デーヴァ神軍「十二羅帝」。一万年前の戦いで壊滅的だったデーヴァ神軍を勝利に導いた伝説の軍師。長きに渡り眠りについていたが、マユリの呼びかけに答え目覚める。その後、陰からシュラト達をサポートする。幻術を使用しインドラとも互角に渡り合える実力者だが、打倒インドラへの旅路がシュラト達にとっての必要な試練であると悟っており、自らが前線で戦うことは殆ど無い。小説版のみの登場。 大元帥明王アータバッカ デーヴァ神軍第二位の上級将軍。近衛重神軍十二万を統率する。小説版のみ登場。 見かけは厳めしい老翁で、一万年前の大戦時からヴィシュヌの重臣として仕えてきた。 増長天将ヴィルーダカ デーヴァ神軍南方軍を統括する上級将軍。小説版のみ登場。 天空樹に近づくシュラト一行の迎撃を命じられ、南方軍二十万人を総動員する。大戦後生まれゆえ数を頼みにした戦術をとるが、それを逆手に取られ、突破されてしまう。 直に対峙したリョウマの態度とガイの凶悪な物言いから、インドラに疑念を抱く。
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