デス・タイラント(3版)
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「ビホルダー」の記事における「デス・タイラント(3版)」の解説
3版サプリメント『フォーゴトン・レルム ワールドガイド』(2001)にはビホルダーのアンデッドであるデス・タイラントが登場。 吸血鬼然としたクラシックD&Dのアンデッド・ビホルダーと異なりこちらは腐敗し苔生したゾンビの様な姿で意思を持たず、支配者や創造者(後述のビホルダー・メイジやエルダー・オーブなど)がプログラムした命令に従い、言語を解したり発したりすることはない。ターン・アンデッドに耐性を持つ上に浮遊を始め眼の魔力などビホルダー生来の能力を一部保持している。一般に中央の眼を含む6~9個の眼が残っており、それらの魔法を知性があるかのように効率的に使う。なおAD&D2版『Monstrous Manual』(1993)では、デス・タイラントはアンデッド・ビホルダーの別名であった(設定はデス・タイラントとほぼ同じ)。
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デス・タイラント(5版)
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「ビホルダー」の記事における「デス・タイラント(5版)」の解説
5版のデス・タイラントはビホルダーが意識や記憶を保持したまま不可逆的に変異したアンデッドモンスターである。 極稀に死を超越した夢を見たビホルダーの肉体は巨大な頭蓋骨の様な姿に、全ての眼は霊体(見た目には宙に浮く冷たい光球)に変わる。肉が無いためか耐久力は低下しているが、ACやHPを始め多くの能力値が上昇している。毒のダメージへの完全耐性を備え、毒状態の他に石化状態、消耗状態、伏せ状態、麻痺状態、魅了状態への状態完全耐性を持つ。 眼柄の眼だった光球の光線は生前?と変わらないが判定の難易度が1上昇している。また中央の眼だった光球が恒常的に放つのは負のエネルギーの円錐である。この範囲内ではあらゆる生命の回復が起こらず、死亡した人型生物はデス・タイラントに永続的に制御されるゾンビと化す。作り出し支配するゾンビの数に上限は無い。 デス・タイラントの住居内で引き起こせる怪奇現象は幾分拡張されている。床を覆う滑りは霊体の目玉と触手に埋め尽くされる空間になり、移動困難に加えて隠蔽の効果が加わる。壁や天井から生える霊体の腕や触手、空中に浮かぶ霊体の眼は物質界のみならずエーテル界の存在も目標とする。また住居の1マイル以内では視線を感じる他、デス・タイラントを知る明確な敵(大抵討伐に来た者たち)が休息をとると50%の確率で10種の光線のいずれかを受ける。 デス・タイラントは不死になったことでかえって自己保存欲求・収集品への執着が高まり、己の勢力を拡げようとする。アンデッド故に眠ることはなく、もう夢を見ることはない。
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