デイトナUSA2 パワーエディション(アーケード)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 17:36 UTC 版)
「デイトナUSA」の記事における「デイトナUSA2 パワーエディション(アーケード)」の解説
1998年12月稼動。バランスの調整などを施した改良版。大きな変更点は「HORNET Classic」が最初から選べるようになったこと、中級~上級~初級をバイパス道路やトンネルで繋ぎ、全コースをノンストップで走る「MIXコース」の追加。また一部グラフィックの変更が施されている。車種選択時に、ブレーキを押しながら車を決定すると、逆走モードになる設定の筐体もあり、誰かが「逆走だぁーーーーー」と叫んでくる。筐体の設定により、タイヤがたれていったり、ガソリンが無くなっていったり(専用HUDが表示される)、大きなクラッシュがあれば、黄旗が掲示され、「フル・コースコーション」になり、隊列を整えてから再スタートするなどの、実際のレースさながらにプレーできるものもある。 変更の一例 アナザーカーがより攻撃的になったため、クラッシュに巻き込まれやすくなっている。 初級コースの会場が変更(MIXコースで上級コースから続くバイパスのトンネルがある為。これにより本作の舞台は「上級コースの街とそこにあるジョイポリスとサーキット」ということになった)。 スタッフロール画面には自分の走りが映るようになっている。 中級コースの直角コーナーがイージーコーナーになった。また、MIXで上級コースに行く為のバイパスのトンネルが造られる(普通に中級を選ぶと閉鎖されている)。 ほかにも、上級コースのバイパス付近の芝生が減速するようになったり、細かなところも改良されている。 ボーカルがバトルオンザエッジとパワーエディションでは違う(パワーエディションでは初期設定では光吉猛修バージョンが流れる。逆にバトルオンザエッジでは初期設定ではDennis St. Jamesバージョンが流れる)。 「HORNET Classic」の外見が微妙に変更されたほか、挙動が良くも悪くも初代さながらの操作性になる。また、視点変更も初代と同様の4種類しか存在せず、隠し視点はデモでこの車が走っているときのみ使える。また、この車で初級を選ぶと、「ローリングスタート」の、車登場場面やピットワークの様子が他の車と違う(初代のツイン筐体仕様になる)。 変更車種 J.C.Eagle(Easy車)Chum's Gumの代わりに追加された車。ペイントはハトのシルエットに星条旗をかぶせたようなペイント。主な性能はChum's Gumと変わらない。挙動がバトルオンザエッジから変更され、上級コースではハード車よりも好タイムが出る。 追加コース セガ・インターナショナルスピードウェイ前述の通り、アストロ・ウォーターフォール・スピードウェイから変更され登場したコース。初期設定8周。コース内容はアストロ・ウォーターフォール・スピードウェイとほぼ同様。 会場のデザインが実在のデイトナ・インターナショナル・スピードウェイに近くなった。 BGM / SLING SHOT MIXコース(30台エントリー)中級→上級→初級をノンストップで走る。なお、ヘリコプタービュー(プレイヤー車の真上から)にはできない。 中級のスタート位置は変わらないがノースポールターンは半分で終わり、トンネルにつながる。しばらくバイパス道路を通り上級のスタート位置の手前辺りに出る。 そしてブロッコリーブランチの分岐をまっすぐ進み、住宅地を抜けて左のトンネルに入り再びバイパスへつながる。 その後、初級のピットからコースに出て、一周して終了である。 BGMは現在走っているコースに順じ、コース間のトンネルでBGMが次のコースの物に変わる。
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