テレンティウスの戯曲とは? わかりやすく解説

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テレンティウスの戯曲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 17:41 UTC 版)

プビリウス・テレンティウス・アフェル」の記事における「テレンティウスの戯曲」の解説

Homo sum, humani nil a me alienum puto -- 「私は人間である。人間関わることなら何でも自分無縁であるとは思わない」。テレンティウス自虐者』より。 プラウトゥスen: Plautus)同様、テレンティウス後期古代ギリシア喜劇en:Ancient Greek comedy#New Comedy (nea))を翻案した古代ギリシア演劇再発見という意味で、単なる翻訳家に留まらなかったが、登場人物シチュエーションローマ化するのではなく説得力のあるギリシア舞台とした。 テレンティウス苦労して自然でくだけたラテン語書いた内容も愉快でざっくばらんである。テレンティウスに関する最初期注釈者は、ヒエロニムスの師であるアエリアス・ドナトゥス(4世紀後半)である。中世とルネサンス期を通して人気があったことは、テレンティウスの戯曲の一部または全て収められ多く写本証明し学者Claudia Villa800年以降書かれテレンティウス写本650冊あると見積もっている。中世ドイツベネディクト会律修修女劇作家ロスヴィータは、教養ある人間異教のテレンティウスの戯曲のキリスト教版を読むべきで、そのために自分戯曲書いたと言い一方マルティン・ルターは、「人は万物の霊長である」という洞察切り出すのにしばしばテレンティウス引用したばかりでなく、子供学校教育のために彼の喜劇推薦したテレンティウス6つ戯曲次の通りである。 兄弟en:Adelphoe) アンドロス島の女(en:Andria (comedy))アンドロスから来たむすめ、泉井久之助訳(世界文学大系 2ギリシア・ローマ古典劇集)筑摩書房 1959新版筑摩世界文学大系4 宦官en:Eunuchus) 自虐者(en:Heauton Timorumenos) 義母(Hecyra) ポルミオ(Phormio岡道男訳(世界文学全集2)講談社1978

※この「テレンティウスの戯曲」の解説は、「プビリウス・テレンティウス・アフェル」の解説の一部です。
「テレンティウスの戯曲」を含む「プビリウス・テレンティウス・アフェル」の記事については、「プビリウス・テレンティウス・アフェル」の概要を参照ください。

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