チーム『THE WALL』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 18:12 UTC 版)
「死がふたりを分かつまで」の記事における「チーム『THE WALL』」の解説
対国際犯罪チーム。大規模部隊で豊富な装備を有する。メンバーはNATOフォネティックコードで呼ばれる。チーム名の由来は「当たり前にそこにある。そして必要な物としての『壁』」。本名が明らかになっている人物は、コードネームに併記する。 アルファ / ジャック・ガービー 『THE WALL』指揮官。顔の左半分に大きな傷跡がある。指揮官として卓越した能力を持っており、護を危険視してはいるが互いに実力を認め尊敬し合っている。護と同じく狡猾な一面がある。 元グリーンベレーの隊員で、世界各国の特殊部隊・精鋭部隊に所属した経験がある。勲章を7回授与され、後にCIFAで教官を兼任するなど華々しく活躍していたが、3年前に除隊し表舞台から姿を消した。 フォックストロット 警察犬並と形容される程の嗅覚を持っている。コードネームが長いため、フォックスという略称で呼ばれている。 インディア フォックスと共にエジー・トゥルスらを尾行中に負傷し、警察病院にて源田に尋問された。犯罪に巻き込まれ子供を亡くしているという。 シエラ / セリーナ 白人女性。遥の身の回りの世話と護衛のために、チームブレードに派遣された。FN P90とグロック18を用いる。 キロとは元夫婦で、キロとの間に生まれた娘をテロリストに殺害され、娘と歳の近い遥のことを我が子の様に思っている。ファングとの戦闘で重傷を負って入院、退院後は稲葉の元に赴いて弟子入りを志願し、棒術を学ぶ。 稲葉に弟子入りしたことでチームを離脱したため、その後のコードネームを「エラン」とし、遥らのデュハナ潜入部隊の一員に加わっている。合流後はネットワークの技術を用いた数種類の形態に可変する極めて携帯性に優れた武器を使用している。 パパ 握力170kgを誇る巨漢。その膂力で救出作戦の際には救出対象者の運搬役も務める。 キロ 部隊で一、二を争う隠密行動のエキスパートで、ナイフの扱いを得意とする。シエラの元夫でもある。新宿御苑で護に助けられ、その借りを返すためにしばらくチームブレードと行動を共にしていたが、遥を庇って負傷し入院した。 ジュリエット 褐色の肌を持つ女性。変装・潜入を得意とする。ファングとの戦闘で負傷したシエラの代わりに、遥の護衛要員として派遣された。相手の性格を手早くプロファイリングするために挑発的な口の利き方で相手を怒らせることが多い。過去に受けた暴行により、子供を産むことが出来ない体になっている。そのため、子供を産める身体でキロという相手が存在するシエラに羨望を抱いている様である。 護の離脱後は隊に戻っていたが、角鳳会壊滅後に再びチームブレードに合流、後に遥らのデュハナ潜入部隊の一員に加わっている。
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