タトラT3UA-3とは? わかりやすく解説

タトラT3UA-3

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/22 08:29 UTC 版)

オデッサ市電」の記事における「タトラT3UA-3」の解説

「タトラT3UA-3」も参照 タトラT3SUから車輪など一部部品流用し、ポリテクノサービス(Политехносервис)が新造した車体電気機器組み合わせる形で製造され部分超低床電車で、最終組み立てオデッサ市電自社工場実施された。最初に導入された3両はもともとキエフ市電導入される予定だったものが予算不足により導入されず、オデッサ市電運行されることとなった経緯持ち、これらの営業実績良好であったことから増備決定した2020年現在16両が在籍し、T3 KVP Odという形式名で呼ばれることもある。 また、2018年以降製造された車両前面デザイン変更されオデッセイ(Одиссей)」という愛称付けられている。こちらは2020年時点で6両が導入されている。 タトラT3UA-3(初期車) T3 KVP Od "オデッセイ"

※この「タトラT3UA-3」の解説は、「オデッサ市電」の解説の一部です。
「タトラT3UA-3」を含む「オデッサ市電」の記事については、「オデッサ市電」の概要を参照ください。


タトラT3UA-3

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/25 09:07 UTC 版)

タトラT3R.PLF」の記事における「タトラT3UA-3」の解説

ウクライナ都市路面電車では2010年代以降バリアフリー化近代化進め過程で完全新造車よりも購入費用安価な機器流用車の導入積極的に行われている。その中でチェコ企業であるクエーサー・プラス(KVAZAR Plus s.r.o.)はアライアンスTW代表企業であるプラゴイメックスとライセンス契約を結び、ウクライナ首都キエフ本社を置く有限会社のポリテクノサービス(политехносервис)と共に、T3R.PLFに用いられる「VarCB3LF」と同型部分超低床車体(低床35%)の製造行っている。電気機器についてもT3R.PLFと同様にセゲレツ製のTVプログレス導入されている一方前面形状については1990年代ČKDタトラによるタトラT3近代化プロジェクト一環としてインダストリアルデザイナーのパトリック・コタス(チェコ語版)が手掛けたデザイン基本とする。その形状から「」を意味するカシュタン」(Каштан)と言う愛称呼ばれる事もある。 T3UA-3(キエフ市電オデッサ市電) - ウクライナ首都であるキエフ路面電車向けに製造され形式で、2011年12月から営業運転開始した。9両分車体製造されたが、予算不足のため実際に導入されたのは6両のみに留まり火災事故影響もあり2020年現在3両が使用されている。余剰となった3両分車体については2015年オデッサ市電移送され修理工場電気機器タトラT3から供出され台車組み合わせた上で営業運転使用されている。 T3 KVP Od(Т3 КВП Од)(オデッサ市電) - 2017年オデッサ公共交通機関運営するオデッサゴルエレクトロトランス(Одессгорэлектротранс)は、ポリテクノサービスとの間に新造車購入に関する契約結んだオデッサまで輸送されたT3UA-3の車体修理工場でセゲレツ製の電気機器TVプログレス)や同市電使用されていたタトラT3台車組み合わされる。2017年から営業運転開始し2019年時点18両が導入されているが、その中で2018年以降製造された2両については前面デザイン変更されオデッセイ」(Одиссей)と言う愛称付けられている。 T3UA-3-ZP(T3UA-3-ЗП)(ザポリージャ市電) - ウクライナ南部ザポリージャ路面電車向けの形式2017年7月27日から営業運転開始し2020年現在10両が使用されている。購入費用は1両あたり600フリヴニャで、完全新造車比べ3分の1抑えられている。 T3-VPNP(Т3-ВПНП)(ハルキウ市電) - 2017年から2018年にかけて3両が導入され機器流用車。他都市とは前面デザイン大きく変更された他、主電動機は他都市廃車となったタトラT6A5から流用されたものが使用されている。また電気機器管理システム「Chergos(Чергос)」によって管理されている他、双方向ネットワークシステム「CAN」も搭載する契約当初は5両が導入される予定だった。 T3UA-3(キエフ) T3 KVP Odオデッサ) T3 KVP Od "オデッセイ"(オデッサT3UA-3-ZPザポリージャ) T3-VPNP(ハルキウ

※この「タトラT3UA-3」の解説は、「タトラT3R.PLF」の解説の一部です。
「タトラT3UA-3」を含む「タトラT3R.PLF」の記事については、「タトラT3R.PLF」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「タトラT3UA-3」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「タトラT3UA-3」の関連用語

タトラT3UA-3のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



タトラT3UA-3のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのオデッサ市電 (改訂履歴)、タトラT3R.PLF (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS