タキ1200形とは? わかりやすく解説

タキ1200形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/18 06:44 UTC 版)

国鉄タキ6250形貨車」の記事における「タキ1200形」の解説

1966年昭和41年1月25日に1両(タキ1200)が日本車輌製造製作された。国鉄では初の無水硫酸専用車で、荷重30 t 、自重は 16.6 t である。 タンク体は内径 1,550 mmタンク全長 9,020 mm で、実容積は 16.2 m3 である。台枠車体長方向に中・側を、車体方向横梁・端各々組み合わせる一般的な平形構造で、長さは 9,900 mm である。タンク体中下部台枠梁中央部とを受板(センタアンカ)で固定しタンク両端部は帯金用いて台枠上のタンク受台に固定される帯金内部タンク緊締しており、タンク受台との固定部以外は帯金外部露出しない。ブレーキ装置一般的な自動空気ブレーキで、国鉄貨車汎用的用いK 三動弁制御弁として装備し補助空気溜を独立別個に実装した KD 形である。積荷有無ブレーキ力を切り替える「積空切替機構」は装備しない。補助ブレーキ装置車両端部台枠上に回転ハンドルの手ブレーキ設ける。 落成時の所有者日本曹達で、1979年昭和54年2月28日日曹金属1983年昭和58年10月14日日曹金属化学へ社名変更)に名義変更した。本車以降製造荷重増大したタキ6250形の製作によって賄われ、本形式は1両で製作を終了している。1983年昭和58年10月25日廃車となり形式消滅した

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タキ1200形(初代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/18 16:27 UTC 版)

国鉄タキ1250形貨車」の記事における「タキ1200形(初代)」の解説

タキ1200形(初代)リン酸専用の30t 積私有貨車である。本形式日本初リン酸専用車である。 1945年昭和20年8月8日若松車輌にて1両のみ製作された。落成日が太平洋戦争中であったため当時資料現存していないが、軍事関連物資輸送使用していたもの推定される所有者三井化学工業常備駅は大牟田駅であった落成より16年後1961年昭和36年7月28日廃車となり同時に形式消滅となった

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