ソーの交流
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 23:48 UTC 版)
オーディン(Odin) アスガルドの神々の王にして、ソーの父親。オーディンフォースと呼ばれる非常に強力な魔力の持ち主だが、この力を使いすぎると冬眠状態になってしまう。予知能力を持つ2羽のカラスを使い魔として連れており、「運命の槍」という武器を使う。彼の持つ剣は非常に強力な力を秘めているが、鞘から抜いた瞬間に「神々の黄昏(ラグナロク)」が発動する為、使用されたことはない。威厳ある高潔な人物で、その手腕でアスガードを数千年もの間統治してきた。北欧神話オリジナルのオーディンとは、若干異なっている。 ボルダー(Balder) オーディンとフリッガの息子でソーの異母兄弟。ソーとは、互いに信頼しあう親友。アスガードで最も勇猛な戦士と呼ばれ、ヤドリギ以外には殺すことが出来ない肉体を持っている。 「ボルダー」とは、バルドルの英語読み。 シフ(Sif) ソーの元許婚である狩りの女神。冥界ヘルへ落ちた際には勇気を示して初めてムジョルニアを持ち上げる事に成功したソーによって救い出された。当初はソーに恋心を抱いており、パートナーを務めたこともあったが、現在はソーとは距離を置いて良き友人として接している。一時期、ジェーン・フォスターを救うために融合していたことがあるが、現在は分離している。 ジェーン・フォスター(Jane Foster) ドナルド・ブレイクの同僚である女性看護師。ブレイクは、右足が不自由であるという身体的コンプレックスの為に彼女へアプローチ出来ずにいたが、ソーとなって自信を回復した後、愛し合う仲になった。当初ブレイクは、自分がソーであることを隠していたが、後に告白した。 ブレイクと結ばれるために神になる試練を受けるが、達成できず、オーディンの配慮で記憶を消されて人間界に戻され、ブレイクそっくりの医師と結婚した。病魔に襲われ死の危機に瀕していた所を、シフが融合することで命を取り留め、かつての記憶を取り戻している。その後、看護師から医師に転職し、再びソーの転生体であるジェイク・オルスン(Jake Olson)の同僚となり、その正体に気づきながらもそれを見守っている。一時期、アベンジャーズの主治医をしていた為、アイアンマンの正体も知っている。 ハーキュリース(Hercules) ギリシャ神話の英雄であり神であるヘラクレス。同じ神を基にしたヒーローであるソーとは、喧嘩仲間でありアベンジャーズの同僚である。ソーと同様、人間離れした怪力を誇り、さまざまなスポーツ競技に長けている。2006年のクロスオーバー『シビル・ウォー』では、死亡して不参加だったソーの代わりとしてMr.ファンタスティックが作ったクローン・ソーを見て憤怒し、一騎討ちの末それを撃破した。 ベータレイ・ビル(Beta Ray Bill) 二人目のソー。異星人の戦士で、ムジョルニアを持ち上げて己の高潔さを証明し、オーディンから雷神の力とハンマー「ストームブレイカー」(Stormbreaker)を与えられた。 アベンジャーズ (Avengers) ロキがハルクを利用してソーを倒そうとしたのがきっかけで結成されたヒーローチーム。以降、ソーは一時的な脱退期はあるものの、キャプテン・アメリカとアイアンマンと共にビッグ3と呼ばれるチームの中心人物になっている。
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