ソーイング・パーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/30 14:26 UTC 版)
「指貫 (裁縫道具)」の記事における「ソーイング・パーム」の解説
帆の裁縫や皮の加工の際に使われる指貫の一種はソーイング・パーム(Sewing Palm)と呼ばれ、シーミング・パーム、セール・パーム、セールメーカーズ・パーム、ローピング・パームといった他の名前でも知られており、穴が空いたプレートが硬い革のバンドにはめ込まれた構造をしている。 ソーイング・パームを着用した手の親指と人差し指の間で針を握り、針の耳を穴の空いたプレートに当て、腕全体で針を押し込んで裁縫を進めていく。ソーイング・パームの構造は帆布、キャンバス、皮革といった非常に頑丈な素材を貫くことのできる太い針を押したとき、裁縫師がより大きな力を使うことを可能にしている。
※この「ソーイング・パーム」の解説は、「指貫 (裁縫道具)」の解説の一部です。
「ソーイング・パーム」を含む「指貫 (裁縫道具)」の記事については、「指貫 (裁縫道具)」の概要を参照ください。
- ソーイング・パームのページへのリンク