セラの父とその部下達
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 03:16 UTC 版)
「エリア88の登場人物」の記事における「セラの父とその部下達」の解説
セラの父と後述の6人はいずれもMiG-21を乗機としており、セラとマックは初登場時、彼らと共に行動していた。 セラの父 劇中で名前は明示されていない。 アラスカ、グリーン・ランド、ネバダの各訓練所で訓練を受けたプロジェクト4のパイロットを率い、訓練のしめくくりとしてアスラン空軍のエリア92に戦いを挑む。このとき彼についていったパイロット達の20機は隊長である彼の盾となり、いずれも撃墜された。 一人生き残った彼は1機で92の戦闘機12機を撃墜し、サキをして「並の腕じゃ…ない」と言わしめたほどの凄腕だが、92との交戦シーンは劇中では描かれていない。その後プロジェクト4基地に戻り、彼が目を付けていた7人と合流する。この7人とはマックとここで後述するロバート以下6人であり、マックのことは特に目をかけていたようだ。 山岳の88基地のレーダーの死角を利用して88基地に近づき、88の戦闘機と交戦したがこのときは本人曰く「顔見せ」であり、致命弾の有効距離や離脱コースを各人把握したら直ちに引き上げるように指示していた。 脱走兵として投降を装った88との2度目の交戦では彼自身は参戦しておらず、この戦いで捕虜となった娘のセラを助けに行くべく、単独で山岳のエリア88基地に侵入。銃撃を受け、騒ぎとなるがそこに駆けつけたラウンデルを人質にとり、セラの解放を要求する。シンから事情を聞き、すれ違いでセラがT38で脱出したことを知らされた後、シンの肩を借りて突入したMiG-21に乗せてもらい、セラのことをシンに託した。最期ははるか上空まで離脱した後、搭載していた小型の核弾頭のスイッチを入れ自爆、娘のことを思う父親として死んだ。 ロバート・ミルズ マックと同じくネバダで訓練を受けた。 88との2度目の交戦では、脱走兵のふりをして来たサキたちを相手にする際にマックはジョーンズ、ケンパー、ホールを連れてロバート達の搭乗する残り4機には待機を命じたが、セラがしびれを切らして乱入、乱戦になった結果、ミッキーに撃墜された。 ハービー・ジョーンズ アラスカ訓練所出身で黒人。88との2度目の交戦後の消息は不明。 ポール・ブレナン ハービーと同じくアラスカ訓練所出身でスキンヘッド。88との2度目の交戦後の消息は不明。 マイケル・ケンパー グリーン・ランドで訓練を受けた。フェンシングでは元ヨーロッパチャンピオンで、正面攻撃を得意とする。 山岳の88基地でシンと交戦し、シンをして「只者じゃない」と言わしめる腕前。再度88の戦闘機と交戦した際には、まっさきにバーニーの機体を撃墜する。シンが離脱した後の三度目の交戦でミッキーと対決し、雇い主であるアスラン正規軍が壊滅したにもかかわらず88のメンバーとして戦い続ける彼にその理由を問うが、撃墜された。 ジョージ・スコット アイルランド養成所で訓練を受けた。88との2度目の交戦後の消息は不明。 デビット・ホール ネバダ訓練所から途中でアラスカ訓練所にて訓練を受けた。 山岳の88基地に向かう途中では、仲間のポールと無線で口ゲンカをし、マックに注意されていた。 88との2度目の交戦でサキに撃墜され、このときの戦いにおいてプロジェクト4側で最初の戦死者となった。
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