セナンクル警察
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 07:39 UTC 版)
ロバート・アルトマン(Robert Altman) 声 - 稲田徹 #.14「Episode 6」で初登場。セナンクル防衛軍大尉→セナンクル警察警部。クラリオンの推定によると、年齢は35歳から45歳。身長188cm、体重103kg。紳士的な性格で正義感が強く、困っている人を見たら助けないと気が済まない。そのため、部下達からは絶大な信頼を寄せられており、後述のガサ入れでも「命令」ではない「お願い」にも関わらず、召集された部下全員が進んで協力を申し出た。一方で、クルツの暴走を阻止するべく議会に政治的な駆け引きを持ちかけるなど根回しにも長けており、ジェイナスからも信頼されている。「性分でね」が口癖で、「HA HA HA」という独特な笑い方をする。 町で休暇を過ごしていた時、通信障害のため足止めを食らっていた福音やクラリオンと出会う。福音とは初対面時に意気投合し、「世界平和」という彼女の夢について「期待に応えられるよう努力する」と発言する。島の政治議会を丸め込んだ米帝軍の横暴な振る舞いに頭を悩ませている。福音と同じ「世界平和」を目標とするクルツのことは快く思っておらず、「この島の平和はおかしなことになりそうだ」と嘆息している。 カラテ流ジュー・ジツという格闘術の使い手であり、ワザマエ・レインボー帯級の持ち主。生身であるにもかかわらずフィアー相手にも単独で善戦するほどに戦闘力が高く、サイバー義体者のオリンピック「サイバスロン」の、前回優勝者との演舞などにも招待されている。実は電脳化しており、電脳化技術について高い評価をしているが、種々の事情から普段はそれを隠している。 ブエルを止めるために姿を消したクラリオンに心配をかけまいと気丈に振る舞う福音に対しては、「平和とは誰かが誰かを助けることではなく、皆が助け合うことだ」と諭した。その後、ウザルの緊急用メッセージを受信したことで、セナンクル島に迫る危機を知り、米帝軍へのガサ入れを決意。同調した部下たちと共に地下施設に乗り込むと、福音たちとの共闘でフィアーを撃破し、クルツを追い詰めた。 名前の由来は映画監督のロバート・アルトマン。
※この「セナンクル警察」の解説は、「紅殻のパンドラ」の解説の一部です。
「セナンクル警察」を含む「紅殻のパンドラ」の記事については、「紅殻のパンドラ」の概要を参照ください。
セナンクル警察(Cenanle Police Department、略称:CPD)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 07:39 UTC 版)
「紅殻のパンドラ」の記事における「セナンクル警察(Cenanle Police Department、略称:CPD)」の解説
セナンクル防衛軍(Cenancle Defence Force、略称:CDF)の警察機構が独立する形で発足した、セナンクル島の警察機関。元々セナンクル島には警察が存在せず、防衛軍の一部が警察の役割を果たしていたが、その防衛軍自体が数カ国相手の安全保障条約がなければ役に立たない程度の戦力しかもっておらず、たびたび米帝軍事顧問団の内政干渉を受けている有様だった。当然、ブエル騒動後の島の治安悪化にも対応できていなかったため、議会は以前から計画されていた治安維持組織の設立を検討していた。この計画はクルツによる議会への圧力によって実現せずにいたが、防衛軍の大尉だったロバートがジェイナス議長の汚職データを元に議会の承認を取り付けることに成功。軍を辞したロバートが部下たちと共に移籍した。
※この「セナンクル警察(Cenanle Police Department、略称:CPD)」の解説は、「紅殻のパンドラ」の解説の一部です。
「セナンクル警察(Cenanle Police Department、略称:CPD)」を含む「紅殻のパンドラ」の記事については、「紅殻のパンドラ」の概要を参照ください。
- セナンクル警察のページへのリンク