セナミスミレ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/01 20:17 UTC 版)
別名のセナミスミレは、1928年に牧野富太郎が新潟県の瀬波海岸を訪れた際に、海岸砂丘のイソスミレが大株になっているので、「セナミスミレ」と呼ぶのがふさわしいと提唱したもの。その後、中井猛之進によって1939年に正式にイソスミレとは異なる新種として記載命名された。中井は、「イソスミレよりも遅れて開花する。地上茎は1平方メートル四方に拡がり、大きな株になる。花はイソスミレよりも美しく距は白い。産地名を採って瀬波スミレ Viola senamiensis Nakaiと命ずる」とした。しかし、現在はイソスミレのシノニムとされる。
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