スマート・ムーブ
地球に優しい移動手段を使う「スマート・ムーブ」(smart move)と呼ばれる活動が盛り上がっています。日常生活に関連する二酸化炭素(CO2)排出量の3割はマイカーなどの移動に伴う排出が占めています。わたしたちが電車やバスなどの公共交通機関、電気自動車(EV)を積極的に利用したり、自転車を使ったりするなど移動手段を見直すことで、CO2排出量の大きな削減効果が見込めます。ちなみに東京-名古屋間の往復に相当する700キロメートルの移動を自動車から電車に変更した場合、CO2削減量は101キログラムになるそうです。
「スマート・ムーブ」はCO2排出の少ない移動にチャレンジし、環境に優しく、便利・快適で、健康にもつながるライフスタイルの普及を目指し、①公共交通機関を利用しよう②自転車、徒歩を見直そう③地域や企業の移動におけるCO2排出削減の取り組みに参加しよう④長距離移動を工夫しよう⑤自動車の利用を工夫しよう-の5つの取り組みを推進します。
総合リース国内首位のオリックスが100%出資するオリックス自動車は、首都圏・中部圏・近畿圏の鉄道駅周辺に、複数の人で自動車を共同使用するカーシェアリングの車両を設置、長距離の移動は電車、最寄り駅から目的地まではカーシェアリングを利用する取り組みや、EV、ハイブリッド車(HV)、電動アシスト付き自転車のレンタル事業を拡大しています。JTBは電動アシスト付き自転車「旅チャリ」を全国各地で観光客やビジネス客にレンタルしています。
鉄道各社も小田急電鉄や東急電鉄、阪急電鉄が運転時の電力量を減らせる省エネ車両の導入や、省エネ性能に優れるLED照明を使用した車両の運行などを行っています。東京のビジネス中心地、大手町・丸の内・有楽町の大手企業・団体などで作る大丸有エリアマネジメント協会は、三菱地所、東京電力、みずほグループ、明治安田生命などと協賛して、低公害・低騒音の電気バスなどを使って大手町・丸の内・有楽町地区を巡回する無料バス「丸の内シャトル」を運行、新たな移動手段として地域に溶け込んでいます。
日本自動車連盟(JAF)では、環境にやさしいEV、HVなどへの乗り換えを呼びかけたり、CO2排出削減効果の高い「ふんわりアクセル」やアイドリングストップなどのエコドライブの普及に取り組んでいます。ANA(全日空)グループは、国内線全線で飛行機を利用した際に排出されるCO2を利用者がオフセット(相殺)できる「カーボン・オフセットプログラム」を実施しています。利用者が支払った排出分の料金(CO2と相殺)は森林の再生に活用されます。
環境省は「チャレンジ25キャンペーン」ホームページ内に特設サイトを設けてスマート・ムーブ普及に努めています。サイトでは、出発地と目的地を入力するとCO2排出量が少ない順に経路を表示するサービス「エコルート検索」が体験できます。皆さんも遊園地や博物館などへのお出かけの際に、同検索サービスで地球に優しい経路を調べてみてはいかがでしょう。
(掲載日:2011/01/27)
「スマート・ムーブ」はCO2排出の少ない移動にチャレンジし、環境に優しく、便利・快適で、健康にもつながるライフスタイルの普及を目指し、①公共交通機関を利用しよう②自転車、徒歩を見直そう③地域や企業の移動におけるCO2排出削減の取り組みに参加しよう④長距離移動を工夫しよう⑤自動車の利用を工夫しよう-の5つの取り組みを推進します。
総合リース国内首位のオリックスが100%出資するオリックス自動車は、首都圏・中部圏・近畿圏の鉄道駅周辺に、複数の人で自動車を共同使用するカーシェアリングの車両を設置、長距離の移動は電車、最寄り駅から目的地まではカーシェアリングを利用する取り組みや、EV、ハイブリッド車(HV)、電動アシスト付き自転車のレンタル事業を拡大しています。JTBは電動アシスト付き自転車「旅チャリ」を全国各地で観光客やビジネス客にレンタルしています。
鉄道各社も小田急電鉄や東急電鉄、阪急電鉄が運転時の電力量を減らせる省エネ車両の導入や、省エネ性能に優れるLED照明を使用した車両の運行などを行っています。東京のビジネス中心地、大手町・丸の内・有楽町の大手企業・団体などで作る大丸有エリアマネジメント協会は、三菱地所、東京電力、みずほグループ、明治安田生命などと協賛して、低公害・低騒音の電気バスなどを使って大手町・丸の内・有楽町地区を巡回する無料バス「丸の内シャトル」を運行、新たな移動手段として地域に溶け込んでいます。
日本自動車連盟(JAF)では、環境にやさしいEV、HVなどへの乗り換えを呼びかけたり、CO2排出削減効果の高い「ふんわりアクセル」やアイドリングストップなどのエコドライブの普及に取り組んでいます。ANA(全日空)グループは、国内線全線で飛行機を利用した際に排出されるCO2を利用者がオフセット(相殺)できる「カーボン・オフセットプログラム」を実施しています。利用者が支払った排出分の料金(CO2と相殺)は森林の再生に活用されます。
環境省は「チャレンジ25キャンペーン」ホームページ内に特設サイトを設けてスマート・ムーブ普及に努めています。サイトでは、出発地と目的地を入力するとCO2排出量が少ない順に経路を表示するサービス「エコルート検索」が体験できます。皆さんも遊園地や博物館などへのお出かけの際に、同検索サービスで地球に優しい経路を調べてみてはいかがでしょう。
(掲載日:2011/01/27)
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