ストレージ‐サービス【storage service】
読み方:すとれーじさーびす
ストレージサービス
【英】storage service, online storage service, file hosting service
ストレージサービスとは、インターネット上でファイル保管用のディスクスペースにデータを保存することができるサービスのことである。
ストレージサービスでは様々なファイルをインターネット経由で保存することができ、利用したいときに読み出すことができる。Webベースであるためパソコンの機種などに依存せず、インターネットに接続可能な環境であれば、どこでも利用することができる。
ストレージサービスは有料のものと無料のものがある。無料の場合には利用可能なデータ容量に制限があったり、利用時に広告が表示される場合が多い。ストレージサービスの中には、自動バックアップ機能を付加したサービスや画像データの保存に特化したサービスもある。また、WebブラウザやFTPクライアントから利用できるものが多いが、専用のソフトをパソコンに組み込んで、Windowsのエクスプローラから他のディスクと同じような操作感で利用できるようにしたものもある。
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オンラインストレージ
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2013年3月) |
オンラインストレージ(英: online storage)、クラウドストレージ(英: cloud storage)、ファイル・ホスティング(英: file hosting)とは、ユーザーに貸し出したサーバーマシンのディスクスペースにファイルをアップロードすることでインターネット上でファイルを共有するサービスである。クラウドコンピューティングの語が一般的になるのとほぼ同時期にクラウドストレージとしても呼ばれるようになった。一般的には各ユーザーごとに個別にパスワードが与えられ、異なるユーザーのファイルには原則としてアクセスできないが、必要に応じて他人に公開できる機能を備えているものもある。
概要
主な用途は以下の通りである
- リムーバブルメディアの代替 - 自宅で作成したファイルをこのオンラインストレージにアップロードし、会社でダウンロードして作業を再開するなどの利用方法である。
- バックアップ - 特に有料のサーバーはメンテナンスが行き届いていることが期待でき、バックアップ先としての信頼性が高い。オンラインのバックアップに特化したサービスも多く提供されている。en:Comparison of online backup servicesを参照。
- ファイル転送 - 「ファイル転送サービス」とも。電子メール受配信時の容量制限を超えるファイルの受け渡しのために使う。企業コンプライアンスやセキュリティなどの問題から、無償サービスの利用を禁止する法人も多い。
- 共有ディスク - グループで作業するため共有で使用するストレージ。
利用方法としては、ウェブブラウザでストレージサービスのウェブサイトにアクセスし、アップロードやダウンロードなどの作業を行う。またブラウザよりも利便性を高めたクライアントアプリケーションを用意している場合もある。
クライアントによってはローカルの特定フォルダと同期を行うことが出来るものも存在し、俗に「クラウドサービス」などと呼ばれるものの多くがこれである。
オンラインストレージに似たサービスにアップローダーがある。機能的には電子掲示板に近く、自分のファイルを公開することを目的としたものである。アップローダーにアップロードしたファイルは原則として誰でも見ることができる。
脚注
関連項目
主なサービス
代表例
ストレージサービス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/12 06:49 UTC 版)
「Bitcasa」の記事における「ストレージサービス」の解説
Bitcasaのオンラインストレージサービスは、クラウドで使う外付けハードディスクドライブであると表現しており、「容量が不足することは絶対にありません」とのキャッチコピーを掲げる。外部ハードディスクドライブの感覚でBitcasaに保存しているデータの読み書きができるが、ローカルストレージとのリアルタイムなデータ同期は行われない点でDropboxなどの同期型オンラインストレージサービスとは異なる。これは、オンライン環境が前提となる「モバイル・ファースト」で設計しているためであるが、ミラーリング機能を使うと、自動的・定期的にローカルデータをクラウドにバックアップできるため、同期型のサービスに近い運用もできる。 特許を取得しているアルゴリズムは重複する内容を識別することで実際のストレージ必要容量を減少させ、保存されたデータを暗号化すると報道されているが、この特許は未だに明らかになっていない。
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