シェイクスとマイケルの関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/22 02:06 UTC 版)
「スリーパーズ」の記事における「シェイクスとマイケルの関係者」の解説
ジョン・ライリー 演 - ロン・エルダード(少年時代:ジェフリー・ウィグダー) シェイクスのグループの1人。少年時代は一番の小柄だが、トミーより1つ年上で将来は神父の道に進むことを望んでいた。1955年3月2日生まれ。少年院の出所後はトミーと共にギャング団の一員となり、10代の頃に窃盗と殺人の常習で4人もの人間を殺害。酒浸り・コカイン中毒・少年時代からは想像できないほどの短気な性格になっている。行きつけのバーで偶然再会したノークスを殺害して逮捕される。マイケルによって無罪放免された数年後の1984年3月16日に5件の殺害容疑がかかった状況下の中、安アパートに入った何者かによってジンが入った酒瓶で頭部を殴られ、殺害される。 自身がトミーとともに逮捕された際の裁判を担当する際の検事がマイケルだと知り、彼の手で有罪になることを覚悟していたが、彼の真意を聞き態度を軟化した。 トーマス・マルカノ 演 - ビリー・クラダップ(少年時代:ジョナサン・タッカー) シェイクスのグループの1人でグループ最年少。愛称はトミー。少年院の出所後はジョンと共にギャング団の一員となり17歳で初めて人間を殺害する。ジョン同様酒と薬物を所持、4人の中で唯一の既婚者だが、妻とは絶縁状態である。行きつけのバーで偶然再会したノークスを殺害して逮捕される。マイケルによって無罪放免された数年後の1984年3月16日の自身が28歳の時にジョンを失い、その1年後の1985年7月26日に何者かが放った銃弾を至近距離から5発受け死亡。死後1週間以上たった後に発見された。享年29。 キャロル・マルチネス 演 - ミニー・ドライヴァー(少女時代:モニカ・ポリト) シェイクスたちを知る女性で、少女期はマイケルに好意を抱いていた。大人になった後はソーシャルワーカーをしていたが、ジョンとトミーが警察に逮捕された後はシェイクスと共に傍聴していた。裁判の後はソーシャルワーカーをする一方、ジョン・トーマス・マイケルをマルチネス家の養子に迎えた。 キング・ベニー 演 - ヴィットリオ・ガスマン ヘルズ・キッチンの一帯をシマにしている老ギャング。少年時代のシェイクスに頼まれ、彼に警察への賄賂の配達などの仕事を与えていた。ノークス殺害事件の際は、証人を買収する、ダニーを半ば脅す形でジョンとトミーの弁護を引き受けさせる、意図的にマイケルが裏切り者だという風評を流すなどして、マイケルの計画を手助けした。その一方で、闇社会でシェイクス達の手を汚させたくまいと単独でリトル・シーサーと面会、彼の弟を死に追いやったのがアディソンであることを密告したことで間接的にアディソンの息の根を止めた。 駆け出しのころ自分の前歯が全て折れるほどの暴行を加えたあるギャングに、8年かけて裏社会にのし上がった後復讐を果たしたという逸話は、ヘルズ・キッチンの住人たちの語り草となっている。
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