ゴーレム、ガーゴイル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 16:04 UTC 版)
「ゼロの使い魔の用語一覧」の記事における「ゴーレム、ガーゴイル」の解説
土系統の魔法の一種。 ゴーレム 土系統の魔法で作られた、意志を持たない人形。様々な作業に用いるが、例としてラ・ヴァリエール公爵家では跳ね橋の上げ下げに専用の石のゴーレムを2体使っている。 作中に登場した最大のゴーレムはフーケが作り出したもので、その大きさは30メイルクラス。ただ、一般に大きなゴーレムはあまり器用ではない。 ワルキューレ ギーシュの作る等身大の青銅のゴーレムで、槍を構えた女戦士の姿をしている。キュルケの戦力分析によると、7体で手だれの傭兵一個小隊とほぼ同等の戦闘力を持つ。ハルケギニアに来たばかりの才人を散々に痛めつけたが、それ以降はあまりいいところがない。 ガーゴイル(魔法人形) 土系統の魔法で作られた人形。ただしゴーレムと違って擬似的な意志を持ち、魔力が供給されていれば、メイジの操作を受けずに自律行動をとることが可能(その分、ゴーレムに比べて維持にかかる魔力は増える)。作中では主に戦闘に用いられるが、宮廷の衛兵をしたり、御者をするガーゴイルも確認されている。 アルヴィー(小魔法人形) ガーゴイルの一種で、魔法のかかった小さな人形。トリステイン魔法学院の食堂にあるアルヴィーは夜になると踊り出す。またこれを操って劇をする演芸があり、それなりにポピュラーらしい。 スキルニル 過去の魔法使いが作ったアルヴィーで、人間の血を与えるとその人間そっくりになる。外見のみならず記憶や仕草、身につけた技術まで再現できる。古代の王達はこれを用いて戦争ごっこに興じたらしい。 ヨルムンガント ガリア王ジョゼフが系統魔法と先住魔法を組み合わせて作り出した、ハイブリッドのゴーレム(ないしはガーゴイル)。25メイルという巨体ながら、風石の力によってありえないほどの素早い動きを可能にしている。巨体から生み出されるパワーに加えて、先住魔法「カウンター」を応用した魔法の鎧と剣まで装備している。作中ではその姿が鎧を着た騎士のような姿から「剣士人形」と呼ばれる。 第11巻でルイズ達の前に姿を現し、この時はルイズの「爆発」により倒される。しかし第14巻でルイズ達の前に再び姿を現したヨルムンガントはエルフの技術を使って装甲に焼き入れが施されており、「爆発」に耐えている。シェフィールドはこの完成したヨルムンガント10体を使ってロマリアへ侵攻するが、才人たちの活躍により全て破壊された。 アニメ3期ではタバサを救い出した後、シェフィールドがこれを用いて追撃してきたが、「大いなる槍」で破壊された。虎街道の戦いがカットされた為、アニメ版ではこの1体しか登場しない。
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