ゴーカイジャーの関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 03:39 UTC 版)
「海賊戦隊ゴーカイジャー」の記事における「ゴーカイジャーの関係者」の解説
ナビィ ゴーカイジャーをサポートするオウム型のロボット。マーベラスと同様に元赤き海賊団の一員。第43話で公開処刑されかかったマーベラスを救出するハカセの作戦に参加し、マーベラスが「7人目の海賊」と発言したことにより懸賞金をかけられ、第44話時点で50ザギン。一人称は「オイラ」。 かなりのお調子者。いい加減な言動でゴーカイジャー一同を振り回す一方、マーベラスから「鳥」呼ばわりされたり、アイム・鎧を除いたメンバーからも雑な扱いを受けているが、彼らとの結束は固く、特に赤き海賊団のころからの付き合いであるマーベラスとの絆は深い。 自分の意思に関係なく、天井や壁などに激突して強い衝撃を受けることで戦隊関連の言葉を告げて大いなる力のヒントを占うお宝ナビゲート機能を搭載。その内容は当たってはいるものの非常に曖昧かつ大雑把であることに加え、スーパー戦隊に詳しくない初期メンバー5人が全く理解できず、役に立たないと言われてきた。鎧が仲間になったことでようやく予言の意味を理解可能になったが、鎧でも理解できないナビゲートをすることもあるうえに、鎧もレジェンドのその後の行方までは知らないため、苦労することに変わりはなかった(ゴーゴーファイブやオーレンジャーがその例)。ザンギャックの気配を感知する機能・通信機能も持っており、ゴーカイガレオンの外に出てゴーカイジャーをサポートする活躍を見せることもある。 本人は知らなかったが、エネルギー供給なしに稼動し続ける永久機関を持ち、尽きることのないエネルギーで稼働する宇宙の物理法則を無視したイレギュラーな存在である。また、ゴーカイガレオンやレンジャーキーと同様、宇宙最大のお宝を手に入れるためには重要な存在で、バスコも必要としている。34のスーパー戦隊の大いなる力を揃えた結果、扉の形に変形し、その錠前の鍵穴に歴代レッド34人のレンジャーキーを差し込むことで、宇宙最大のお宝への道が開かれる。 最終話ではザンギャックの大艦隊の前に劣勢に立たされていたゴーカイジャーの前に、バスコが遺したフリージョーカーを操縦して現れ、マーベラスと鎧によるギガントホース強行突入へのきっかけを作った。デザインモチーフはオウムと古びた宝箱。木製のボディにアンティークのラジオや時計などをモチーフとした機械パーツを組み合わせ、クラシカルな装飾を施している。 アカレッド 地球でレジェンド大戦が勃発していたころから宇宙を旅していた赤き海賊団のリーダー。ザンギャックにとっては最大の反逆者である。 レンジャーキーを探して宇宙を旅している途中にマーベラスとバスコに出会い、仲間に引き入れた。バスコの裏切りでザンギャックと戦闘になった際に負傷したマーベラスを守るため、彼にレンジャーキーの入った宝箱とナビィを託して単身でザンギャックに立ち向かい生死不明となった。以降はマーベラスの回想に登場することが多かったが、第38話では夢のような世界でマーベラスを激励し、奮い立たせている。 マーベラスに宇宙最大の宝が地球にあることを伝えた張本人であり、彼の行動の指針になっているが、レンジャーキーにまつわる秘密などを全てマーベラスとバスコに話していたわけではなかった。元は地球の出身で、その真意は「集めたレンジャーキーを元の力の持ち主たちに返して地球を守るつもり」だったらしく、マーベラスとバスコはそのための手伝いをさせられていたとバスコが語っている。 作中にてその消息が明かされることはなかったが、最終話で全てのレンジャーキーが元の力の持ち主に戻った際、マーベラスの前に幻影として現れた。 『199ヒーロー大決戦』では、宇宙空間からレジェンド大戦を見守っていた。 『轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』に登場した時と姿はほぼ同じだが、胸の「30」マークが「35」になっていたり、ベルトのバックルの「X」が三重となっている部分に「V」が追加されているなど、「35」を示すものに変更している。
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