【クロースカップルドデルタ】(くろーすかっぷるどでるた)
複合三角翼。
デルタ翼の主翼にカナード翼を組み合わせたもの。
カナード翼の発生させる渦流が主翼に当たり、低速飛行時でも高い揚力を発生させる効果がある。
ビゲンやクフィルC.2などを皮切りに、近年はフライバイワイヤーの効果も相まってラファール・グリペン・タイフーンなどのヨーロッパ製戦闘機に多用されている。
翼平面形
(クロースカップルドデルタ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/11 23:13 UTC 版)
翼平面形(よくへいめんけい)とは、翼を真上から見た形状のこと。翼に言及していることが明らかな文脈では単に平面形ともいう。この項では、主に航空機の翼平面形について解説する。
- ^ Verhaagen, N. G., Jenkins, L. N., Kern, S. B. and Washburn, A. E. (1995年2月). “A STUDY OF THE VORTEX FLOW OVER 76 / 40-deg DOUBLE-DELTA WING (NASA-CR-195032)” (PDF). 2008年8月3日閲覧。
- ^ 飛行機が音速以下で飛行しているにもかかわらず、主翼上面の一部において通過する気流が音速に達する速度であり、これ以上の速度になると、主翼の揚力の減少や抗力の急増が発生して危険な状態となる。
- ^ 大林・大谷研究室/下山研究室
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