クハ1201形とは? わかりやすく解説

クハ1201形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/19 03:47 UTC 版)

東武デハ10系電車」の記事における「クハ1201形」の解説

クハ1201 - 1205 商工省統制規格車両として1944年昭和19年)に汽車製造新製されたが、実際入線1945年昭和20年)にずれこみ、戦後初の新製車として登場した車内ロングシートで、基本的な仕様デハ1201形準じるが、全長18,830mmとわずかに長く連結寄りの側窓が1枚多い。窓配置は4D8D2d。また、妻面工作簡易化観点から平妻とされた。片隅右側運転台を持つ片運転台車であるが、便所連結面側ではなく運転台通路挟んで左側設けられている点が他グループクハ異なる。 大改番に際して全車クハ410形初代)改称された。 クハ1201形 改番一覧 クハ1201 - 1205 → クハ410 - 414クハ411412初代) こうして16両のクロスシート車が出揃い専ら特急列車運用使われていたが、太平洋戦争激化に伴い1942年昭和17年)に特急列車の運転が中止されたため、全車ロングシート化された上で一般車混用されるようになった。この状態で終戦迎えることとなる。 なお、戦後間もなくデハは2基搭載していたパンタグラフのうち1基を全車撤去された。また、砲弾前照灯保守性に難があったため、こちらも1947年昭和22年)頃までに取り付け型の前照灯交換されている。

※この「クハ1201形」の解説は、「東武デハ10系電車」の解説の一部です。
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