クハ1209 - 1211
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/10 23:24 UTC 版)
「近江鉄道モハ131形電車」の記事における「クハ1209 - 1211」の解説
同3両は1964年(昭和39年)6月から1965年(昭和40年)11月にかけて、前述モハ131・132・クハ1214・1215と同様の手法により車体を新製、竣功に際して旧番順にクハ1218 - 1220と改番され、クハ1213形と形式区分された。同3両は同時に車体を新製したデハニ1形3・4・6を種車とするモハ1形3・4・6とともに2両編成を組成し、モハ3-クハ1220・モハ4-クハ1219・モハ6-クハ1218と編成された。車体外観は前述モハ131・クハ1214と同一の「近江形」であるが、種車の相違から全長が若干異なる。 なお、クハ1213形には同3両のほか、木造客車ハニ1(2代)の鋼体化名義で1963年(昭和38年)8月26日付認可で新製されたクハ1213、および種車を持たず新製名義で1966年(昭和41年)3月に竣功したクハ1221・1222の3両が含まれる。ハニ1(2代)は八日市鉄道の前身事業者である湖南鉄道が開業に際して新製した工藤式蒸気動車キロハ1(書類上はキロハ2)を前身とし、戦後に機関を撤去して客車化され、のちに未認可のまま制御車化改造を実施したものであった。また同車は前述したフホハ26改造のクハ1212同様、制御車化改造当時・鋼体化改造以前より「クハ1213」の記号番号を称した可能性が指摘されている。 いずれも車体外観は「近江形」であり、同時に竣功したデハニ1形1・2・5を種車とするモハ1形1・2・5とともに2両編成を組成し、モハ1-クハ1213・モハ2-クハ1222・モハ5-クハ1221と編成された。
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