クハ1205・1206・1208
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/10 23:24 UTC 版)
「近江鉄道モハ131形電車」の記事における「クハ1205・1206・1208」の解説
クハ1205・1206はデハニ1形4(初代)・7とともに、1960年(昭和35年)に西武鉄道より譲り受けたモハ211形211 - 214の車体を流用して同年2月27日付認可で鋼体化改造を実施、モハ4(初代)-クハ1205およびモハ7-クハ1206の2両編成を組成した。またクハ1208はデハニ1形9とともに1963年(昭和38年)に同じく西武鉄道より譲り受けたクハ1211形1213・1216の車体を流用して同年11月7日付認可で鋼体化改造を実施、モハ9-クハ1208の2両編成を組成した。同3両は車番の変更は行なわれなかったものの、車体換装に際してクハ1205・1206がクハ1205形、クハ1208がクハ1208形とそれぞれ形式区分された。 西武モハ211形は武蔵野鉄道デハ320形・サハ325形として1926年(大正15年)10月に川崎造船所において新製された武蔵野鉄道初の半鋼製車両であり、クハ1211形は前述2形式の増備形式として1927年(昭和2年)3月に日本車輌製造において新製されたデハ1320形・サハ2320・サハニ3323形を前身とする。 いずれも従前の木造車体は台枠を含めて廃棄され、また車体振替えに際しては台車を含めて種車より流用された部品は存在せず、鋼体化改造は名義上の扱いに過ぎない。
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