クハ115形2500・2600番台
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 14:18 UTC 版)
「国鉄115系電車」の記事における「クハ115形2500・2600番台」の解説
広島・山口地区には車齢の高いクハ115形や115系と混成のクハ111形が運用されていたが、老朽化が進んだことやクハ111形混成編成では半自動ドアが使用できないなどサービス上の問題があった。このため京阪神地区への新型車両投入で捻出された広島地区の113系30N体質改善車を115系に編入することになり、クハ115・111形初期車の置き換え用としてクハ111形2000番台を115系に編入したクハ115形2500・2600番台が2012年度に登場した。 改造内容はMC54A形主幹制御器を115系用MC53形へ交換・ブレーキ弁のカム構造変更・ジャンパ連結器交換の編入改造である。相違点として運転台に抑速ブレーキ表示灯を設置する。 2500番台が偶数向き、2600番台が奇数向きである。車両番号はクハ111形新製時のものに500を加えたものとしたが、クハ111形2500・2600番台は嵯峨野線時代に電気連結器取付工事を実施後に撤去したグループであり、改番前の元番号に500を加えたものとした。 クハ111-2016・2017・2020・2606・2613→クハ115-2516・2517・2520・2515・2539 クハ111-2116・2120・2142・2513→クハ115-2616・2620・2642・2645
※この「クハ115形2500・2600番台」の解説は、「国鉄115系電車」の解説の一部です。
「クハ115形2500・2600番台」を含む「国鉄115系電車」の記事については、「国鉄115系電車」の概要を参照ください。
- クハ115形2500・2600番台のページへのリンク