ガスケット

デジタル大辞泉

ガスケット【gasket】

読み方：がすけっと

１ パイプやフランジなどの接合部に挟み込む薄板状の詰め物。

２ 畳んだ帆を帆桁(ほげた)にくくり付けるのに用いる細い綱。

バイク用語辞典

ガスケット

つなぎ目から空気の侵入や油を漏れないようにするための部品。たとれば弁当箱から汁が漏れるのを防ぐゴムパッキンのようなもの。 オートバイにはさまざまな金属製の部品が使われているが、金属のように硬いものは密着させることが難しく、どうしても空気や油が漏れてしまう。そこで、金属と金属の間に柔らかいモノをはさむことによって、空気や油が漏れないようにするのだ。これがガスケットの役割。 素材はゴム、カーボン、金属を使用して作られている板状のガスケットが多いが、液状のものもあったりする。劣化すると硬くなったりヒビが入ったりしやすく、一度型の付いたガスケットは密閉性に劣るので注意。

実用空調関連用語

ガスケット gasket

「静止シール」ともいい、フランジ部分・カバー部分など静止部分の密封に用いられるシールの総称。

メンテナンス用語集

ガスケット

【英】gasket

静的に結合した二つの機械部品間に存在する流体の漏れ防止のために，はさみ込まれるシール材。材質はアスベストが主体であったが，人体への悪影響の理由からグラファイト，メタルが主流となっている。

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ログハウス用語集

ガスケット〈gasket〉

水漏れしないようにピストンや管の継ぎ目に詰めるゴム、金属、縄の輪などのこと。薪ストーブのローディング・ドアの内側には、縄状のガスケットが入っている。これがへたってくると、ドアがきちんと密閉されず、燃焼効率が悪くなる。また、マシンカットで上下のログの間に入れるシーリング材をガスケットと呼ぶ場合もある。

ウィキペディア

ガスケット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/04/21 03:00 UTC 版)

ガスケット（英: gasket）とは、構造に気密性、液密性を持たせるために用いる固定用シール材である。ガラスのはめこみ部分や部材の接合部などにおいて、気密性や水密性を確保し、支持を助けるために使われる一種のパッキング材。合成ゴム製やプラスチック製で、定形シーリング材ともいう。固定用シール材に対し、運動用シール材をパッキンと呼ぶ。

ウィキペディア小見出し辞書

ガスケット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/11/17 10:16 UTC 版)

「点火プラグ」の記事における「ガスケット」の解説

ほとんどの点火プラグはシリンダーヘッドとハウジングとの間を密封するために、ハウジングのネジ部根本に金属製で中空の円環を備え、ガスケットとしている。ガスケットは中空の断面形状が変形してプラグホールの縁とハウジングの間に生じる隙間に密着して高い気密性を保つ。点火プラグをエンジンに取り付ける際には気密性を保ちながら、過度なトルクを掛けないように、プラグのネジ径に応じて推奨トルクや推奨回転角が設定されているが、ガスケットを備えたプラグにおいては再使用時の推奨回転角が小さく設定されている。

ガスケット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/12/05 17:22 UTC 版)

「シール (工学)」の記事における「ガスケット」の解説

シール部分がボルト等で固定されているものをガスケットと呼ぶ。ガスケットは配管の接続面、エンジンのヘッドカバー、シリンダーヘッド、シリンダーブロック、オイルパン各面の接合部などに使用される。Oリングやゴムシート等のソフトガスケット、金属を加工したメタルガスケット、金属と非金属を組み合わせたセミメタルガスケット、ネジ部分に広く使われているシールテープや液状シール、紙やコルクなどがある。

Weblio日本語例文用例辞書

「ガスケット」の例文・使い方・用例・文例

• ピストンを送り出すか、パイプ・ジョイントに封をするためのリングからなるガスケット
• 管の頭を密閉するためのガスケット
• ゴムかプラスチックの平坦なリングから成るガスケット
• ガスケットというパッキング装置