カレーム・ドール編より登場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 01:59 UTC 版)
「グ・ラ・メ! -大宰相の料理人-」の記事における「カレーム・ドール編より登場」の解説
山崎シェリ 「アンファンテリブル(恐るべき子供)」の異名を持つ、19歳の天才女性料理人(キュイジニエール)。かつて、くるみも修行していたNKホテルで腕を振るう。カレーム・ドール日本国内予選では常時1位を獲る。予選決勝でも1位となるが、使用していた国産鴨肉が国内で売買を禁止されている「エトフェ(窒息の意、肉や皮にうっ血し風味が強くなる)」したものであったことを理子に指摘され失格となる。その後、1度は断るもののくるみのパートナーとしてカレーム・ドール・アジア予選に出場し、見事1位で本戦出場を決める。 フランス人である父と日本人の母を持つハーフ。父であるニコラ・オリヴェはカレーム・ドール本戦の審査委員長を務める有名なシェフ。両親はシェリが幼い頃に離婚しており、父の再婚相手である女性がシェリとシェリの母がニコラに会うことを禁じているため、シェリは15年以上父親と会えていない。カレーム・ドール本戦出場への強い執念は父親との再会と成長した自分を見てもらいたいという思いからである。その父とは、カレーム・ドール・アジア予選を突破し本戦出場を決めた後に無事再会している。 くるみのことを「先輩」と呼ぶ。くるみと同じくかつて大沢師匠に師事、当初は同門であるくるみに強いライバル意識を持っていたが、くるみの料理に対する姿勢や料理にメッセージを込める能力を目にし彼女のようになりたいという思いを抱くようになる。小柄で童顔のため実年齢より年下に見られることが多く、カレーム・ドール日本国内予選決勝では司会者に中学生と間違われている。性格は非常にクールでやや毒舌家。しかし、美味しい食べ物には目がなく、くるみに頼まれて預かっていた佐世保バーガーを我慢できずに思わず食べてしまうなど子供っぽい一面を持つ。 最終話では、世界一周クルーズ船の総料理長に就任したくるみとともにクルーズ船「グランメゾン」に乗り込み旅立っていった。 高橋哲也 「東北の若き皇帝」の異名を持つ、カレーム・ドール日本国内予選準決勝2位通過の若手シェフ。青森県八戸出身で、自身の店を構えている。地元愛が非常に強く、カレーム・ドールに参加したのも地元青森の食材を世に広めるためである。カレーム・ドール日本国内予選後は、好意を寄せるくるみを助けるため日本チームのサポート役を買って出る。 自身の店の支店問題の際にくるみに助けられたことからくるみに惚れており、たびたび求婚しようとするがいつも邪魔される。くるみのほうでは異性としての意識は無い。また、くるみの師匠である大沢を一方的にライバル視している。 河野真二 「2丁目のエスコフィエ」の異名を持つ、カレーム・ドール日本国内予選参加者。2次審査2位・準決勝6位で通過し決勝に進出している。新宿2丁目で活躍するオカマなシェフで通称「シンちゃん」。オカマでも日本一になれることを証明するためにカレーム・ドール参加している。 準決勝で不注意から腕に火傷を負ってしまい料理ができない状態だったのをくるみに助けられ、それ以来くるみのことを慕いよき友人となる。B-1グランプリでは理子やノエルたちとともに「チーム官邸」のメンバーとして駆けつける。 マイ・ホア カレーム・ドールアジア予選ベトナム代表の女性料理人(キュイジニエール)。パートナーのチャン・ティンとともにカレーム・ドール本戦初出場を目指しており、アジア予選では見事4位に入賞し本戦出場資格を手にする。柔らかいナマコをかのこ切りにするなど並外れた包丁技術の持ち主。 性格は非常にシャイで人と話すことが苦手、長い前髪で顔を隠しているため不気味な印象を受けるが、実は素顔は儚げな印象の超美人。アジア予選前の日本チームとの交流試合を経て、くるみたちと良きライバルになる。ベトナムチームのコーチに就任した大沢のことを慕っている。
※この「カレーム・ドール編より登場」の解説は、「グ・ラ・メ! -大宰相の料理人-」の解説の一部です。
「カレーム・ドール編より登場」を含む「グ・ラ・メ! -大宰相の料理人-」の記事については、「グ・ラ・メ! -大宰相の料理人-」の概要を参照ください。
- カレームドール編より登場のページへのリンク