アンブラー・エリック(Eric Ambler)
1909年(明42)、イギリスのロンドン生まれ。
ロンドン大学で工学を学び、機械技師、ボードビリアン、コピーライターを経て、広告会社の重役に至り、
1937年(昭12)、「暗い国境」を刊行。
1937年(昭12)、「恐怖の背景」を刊行。
1938年(昭13)、「あるスパイの墓碑銘」を刊行。
1939年(昭14)、「ディミトリオスの棺」を発表。この作品は1960年(昭28)に本邦初訳として村崎敏郎により訳された。
1940年(昭15)から陸軍に入り、イタリアにて軍のための映画製作に従事し、キャロルリードと知り合う。映画脚本「The_Way_Ahead」を執筆。が、1946年(昭21)退役後はハリウッドでシナリオライターとして活躍し、
1950年(昭25)にチャールズロッダとの合作で、エリオットリード名義で「スカイティップ」を刊行。
1951年(昭26)、「デルチェフ裁判」を発表。
1953年(昭27)、「シルマー家の遺産」を発表。
1959年(昭34)に発表した「武器の道」により、1959年(昭34)にイギリス推理作家協会クロスドヘッドヘリング賞(ゴールドータガー賞)を受賞。
1962年に発表した「真昼の翳」により、1962年(昭37)にはイギリス推理作家協会次点賞(シルバータガー賞)を、1964年(昭39)にはアメリカ探偵作家クラブ長編賞を受賞。
1969年(昭44)、「インターコムの陰謀」を発表。
1975年(昭50)、アメリカ探偵作家クラブ巨匠賞を受賞。
1986年(昭61)、イギリス推理作家協会ダイヤモンドタガー賞を受賞。
豊かな文学性に裏づけられたスパイ小説が得意。
1998年(平10)、死去。
エリック・アンブラー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/17 15:07 UTC 版)
エリック・クリフォード・アンブラー OBE(Eric Clifford Ambler OBE, 1909年6月28日 - 1998年10月22日)は、イギリスの小説家。スパイ小説のジャンルに新しい写実主義をもたらしたことで知られる。チャールズ・ロッダとの共作ではエリオット・リード(Eliot Reed)というペンネームを使っている。
- ^ Eric Ambler: "Here Lies Eric Ambler"
- ^ The October Man at IMDb
- ^ See, for example, his own introduction to the anthology To Catch a Spy.
- ^ 『レイモンド・チャンドラー語る』早川書房、1984年。
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固有名詞の分類
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イギリスの脚本家 | トム・ストッパード ニール・マーシャル エリック・アンブラー ニコラス・エヴァンズ サイモン・ペグ |
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