エティカヤ王国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/02 01:25 UTC 版)
バルアン エティカヤの第2王子(セガン・マヤル)。フルネームはバルアン・アゼル・ジヌハーン。天然の要塞と呼ばれるムザーソ地方のインダリの総督を務める。破天荒な性格。しかし時に目的の為に身近な者をあっさりと切り捨てるなど、冷酷な判断を下す面も持つ。死刑になるはずだったカリエを気まぐれで側に置き、彼女をカイと呼んで小姓にする。またカリエとエドの持ち物から彼女達の正体を推察し、ドミトリアスの戴冠と結婚式の際にはカリエを独断で正妃(マヤラータ)として、ドミトリアスや北公達の前に連れて行く。 兄のシャイハンを倒した後に二代目のマヤライ・ヤガとなり、カリエと結婚する。その際にインダリから首都リトラへと移る。 アフレイム バルアンとカリエの間に生まれた第1王子(ヤー・マヤル)。カリエと同じ青い瞳を持つ。生まれてしばらくした後リウジールに攫われ女神の贄にされそうになるが、カリエたちによって助け出される。その後アフレイムだけエウランタータ宮殿に戻され、母親のカリエとは離れ離れとなる。 ヒカイ バルアンに仕える戦士。イギという部族の出。ジィキとは幼少期からの付き合い。 コルド バルアンに仕える小姓頭。奴隷市でカリエとサジェを買った人物。優男だが、時に非情な言動を取ることもある。ルトヴィア出身者。 ムイクル バルアンの小姓。過去に他の小姓たちの嫉妬から顔を焼かれ、今は顔中の皮膚がただれている。小姓となったカリエの先輩的存在。 サジェ(ギュイハム) カリエと共にバルアンの後宮へ入れられた少女。ルトヴィアのクアヒナ公国の出身。エティカヤ名はギュイハム。奴隷商人に売られそうになってきた時、偶然やってきたカリエを身代わりに差し出すが、結局エドの行動により奴隷商人にばれて一緒に売られることになった。その時にエドがサジェの家族を傷付けた事から彼のことを憎んでいる。後宮内でカリエのライバル的存在となる。バルアンとの子を授かるが、母子共に死亡してしまう。埋葬時には「三の貴妃(デライエ・ラハジル)」の称号を冠していた。 ナイヤ バルアンの後宮の女奴隷。始めカリエとはいがみ合っていたが、彼女と利害が一致した後仲良くなる。カリエの親友。後にバルアンとの間に女児をもうけ、「四の貴妃(フォンドゥル・ラハジル)」の称号を持つ側室となる。 ビアン 「一の貴妃(ヤーエ・ラハジル)」の称号を持つバルアンの側室。気性の激しい性格。実はユリ・スカナの前王イーダルと正妃タージカの血を引く王女で、本名はゼリカ。現在のバンディーカを始めとするユリ・スカナ王家の人間を憎んでいる。またバルアンの手駒としてルトヴィアのゼカロ公爵家に入り込んで現北公の愛人となり、ユーディアヌスという男児を生む。 イウナ バルアンとビアンの娘。幼いが、母親に似て容赦しない激しい一面を持つ。 ジィキ 「二の貴妃(セガナ・ラハジル)」の称号を持つバルアンの側室。イギの女神として不思議な能力を持つ。ヒカイとは同郷。娘のスゥランを“自分の穢れが赤子となって生まれたもの”として恐れていて、彼女に会おうとしない。 スゥラン ジィキの娘。純粋でおとなしい少女。 ジヌハーン バルアン、シャイハンの父親。エティカヤ王であるマヤライ・ヤガの称号を持つ。 シャイハン バルアンの兄で第1王子(ヤー・マヤル)。ヨギナの総督を務めていた。覇王シャウルを崇拝している。弟のバルアンと二代目のマヤライ・ヤガを争い、倒される。
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エティカヤ王国
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ルトヴィアの東方に位置する王国。騎馬民族の国。首都はリトラ。
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