イリス_(小惑星)とは? わかりやすく解説

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イリス (小惑星)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/25 18:32 UTC 版)

イリス
7 Iris
超大型望遠鏡VLTで撮影したイリス
分類 小惑星
軌道の種類 小惑星帯
発見
発見日 1847年8月13日
発見者 J. ハインド
軌道要素と性質
元期:2009年6月18日 (JD 2,455,000.5)
軌道長半径 (a) 2.386 AU
近日点距離 (q) 1.834 AU
遠日点距離 (Q) 2.937 AU
離心率 (e) 0.231
公転周期 (P) 3.69 年
軌道傾斜角 (i) 5.53
近日点引数 (ω) 145.22 度
昇交点黄経 (Ω) 259.72 度
平均近点角 (M) 257.62 度
物理的性質
直径 199.83 km
質量 8.4 ×1018kg
平均密度 2 g/cm3
表面重力 0.0558 m/s2
脱出速度 0.1056 km/s
自転周期 7.139 時間
スペクトル分類 S
絶対等級 (H) 5.51
アルベド(反射能) 0.2766
表面温度 171 K
色指数 (B-V) 0.855
色指数 (U-B) 0.484
Template (ノート 解説) ■Project

イリス[1][2] (7 Iris) は、火星木星の間の小惑星帯にある大型の小惑星である。

特徴

イリスは、1847年8月13日イギリス天文学者ジョン・ハインドによって発見された。これ以前にも6個の小惑星(ケレス2006年以降準惑星)が発見されており、イリスは同年7月1日ヘーベに続く、7例目の小惑星の発見となった。ギリシア神話に登場する虹の女神イリスにちなんで名づけられた。

軌道要素はベスタ族に似ているが、スペクトルが異なる。ケイ酸マグネシウムやケイ酸鉄を含んだニッケルによって構成されており、光をよく反射する明るい表面をしている。

2007年3月に関東地方で掩蔽が観測された。

出典

  1. ^ 小惑星日本語表記索引 : 1 - 50”. 日本惑星協会. 2019年3月9日閲覧。
  2. ^ 天文年鑑編集委員会 『天文年鑑 2019年版』誠文堂新光社、2018年、164-165頁。ISBN 978-4-416-71802-5 

関連項目

外部リンク


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小惑星
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