ジャーマン‐アイリス
ジャーマンアイリス



















●「ドイツあやめ(I. germanica)」をもとに多くの種を交配して改良されたアイリスです。乾燥した土地を好み、低温にも耐性があります。根茎は太く、また葉は広い剣状です。花色は大変に豊富で、内花被片は大きく発達し、外花被片にひげ状の突起があるのが特徴です。
●アヤメ科アヤメ属の多年草で、学名は Iris cv.(品種群の総称)。英名は Tall bearded iris。
アサギスイセン: | フリージア・エリメンシス |
アヤメ: | イリス・ダンフォルディアエ イリス・レティクラータ ジャーマンアイリス ダグラスアイリス ダッチアイリス 姫射干 |
ドイツアヤメ
(ジャーマンアイリス から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/08 09:48 UTC 版)
ドイツアヤメ | |||||||||||||||||||||
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ドイツアヤメ
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分類(APG III) | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Iris x germanica L. (1753) [2] | |||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||
German iris [3] |
ドイツアヤメ (Iris germanica) は、アヤメ科アヤメ属の植物の一種。別名のジャーマンアイリスで呼ばれることが多い。
特徴
本種は、アヤメ属の植物を交雑して作出されたもので野生のものはない。ヨーロッパに野生する自然交雑種ゲルマニカをもとにして、1800年代の初期にドイツ、フランスで品種改良された。その後、アメリカが多数の品種を出している。非常に多くの品種があり、色とりどりの花を咲かせることから、虹の花(レインボーフラワー)と呼ばれる。花弁のつけ根の近くにブラシのように毛が密生しているが特徴で、花期は5 - 6月ごろである。香りが強く、「匂いアイリス」の別名を持つ[4]。
脚注
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Iris germanica L.”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2025年4月17日閲覧。本来は学名に雑種起源を示すxがつくのが正当と考えられる。
- ^ “Iris × germanica L., Sp. Pl.: 38 (1753).”. Board of Trustees of the Royal Botanic Gardens, Kew. 2025年4月17日閲覧。
- ^ "German Iris" - Encyclopedia of Life
- ^ 瀧井康勝『366日 誕生花の本』日本ヴォーグ社、1990年11月30日、111頁。
関連項目

外部リンク
- ジャーマンアイリスとは|育て方がわかる植物図鑑 - みんなの趣味の園芸(NHK出版)
「ジャーマンアイリス」の例文・使い方・用例・文例
- ジャーマンアイリスという植物
固有名詞の分類
植物 |
花桃 オノブリキス・モンタナ ジャーマンアイリス 姫石榴 カランコエ・ラウヒー |
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