アーバンインターネットとは? わかりやすく解説

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エネコム

(アーバンインターネット から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/02 13:10 UTC 版)

株式会社エネコム
Enecom,Inc.
種類 株式会社
本社所在地 日本
730-0051
広島県広島市中区大手町二丁目11番10号
NHK広島放送センタービル
設立 1985年4月1日
(中国情報システムサービス株式会社として設立)
業種 情報・通信業
法人番号 2240001006697
事業内容 電気通信事業 等
代表者 取締役社長 渡部 伸夫
資本金 60億円
売上高
  • 494億2,300万円
(2025年3月期)[1]
営業利益
  • 47億500万円
(2025年3月期)[1]
経常利益
  • 44億7,600万円
(2025年3月期)[1]
純利益
  • 32億400万円
(2025年3月期)[1]
総資産
  • 916億3,300万円
(2025年3月期)[1]
従業員数 1019人(2022年4月1日現在)
決算期 毎年3月末日
主要株主 中国電力 100%
(同社の連結子会社
外部リンク https://www.enecom.co.jp/index.html
特記事項:2003年7月1日に中国情報システムサービス株式会社から株式会社エネルギア・コミュニケーションズに商号変更。2023年7月1日に株式会社エネコムに商号変更。
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株式会社エネコムEnecom Inc.)は、中国電力系列の電気通信事業者電力系通信事業者)で、システムインテグレーターユーザー系)である。中国地方内において、ADSLFTTH接続サービスを行なっている。

概要

本店所在地は広島市中区大手町二丁目11番10号のNHK広島放送センタービル内。

電力会社系のインターネットサービスプロバイダ(ISP)でありながら、元々独立系のISPであったアーバンインターネットのサービスを継承している関係で、中国電力系のFTTH接続サービス「MEGA EGG」(メガ・エッグ)と平行してNTT系のFTTH接続サービス(フレッツ光など)を行っている。

また、ひろしまケーブルテレビ(現・ちゅピCOM)と提携し、同テレビ局のサービス提供地域(広島市廿日市市呉市の全域と、府中町海田町熊野町坂町のそれぞれ一部地域)ではMEGA EGGのIP電話サービスを含めた「トリプルサービス」[2]を2010年6月より提供。福山市の一部ではスカパーJSATと提携してMEGA EGGトリプルサービスによるスカパー!プレミアムサービスの番組配信サービス(光PerfecTV!)の提供、府中市・福山市新市町の各一部ではケーブル・ジョイと提携してMEGA EGGトリプルサービスによる番組配信サービスの提供を行っている。

かつてはアステル中国より事業譲渡を受けたアステルブランドのPHSサービスを行っていたが、現在は終了している。

沿革

  • 1985年 - 情報処理サービスを主体とした中国情報システムサービスCIS)設立。
  • 1992年 - 専用線サービスを主体とした中国通信ネットワークCTNet)設立。
  • 1993年 - 中国地方大手のマンションデベロッパーであるアーバンコーポレイションがISP運営企業であるアーバンエコロジー社(サービス名:アーバンインターネット)を設立。
  • 1999年 - CTNetがアーバンエコロジー社を完全子会社化(後にアーバンインターネットに社名変更)。
  • 2001年10月1日 - アステル中国がCISにPHS事業を譲渡(アステル中国は同年解散)。
  • 2003年7月1日 - CISがCTNetと合併し、株式会社エネルギア・コミュニケーションズに社名改称。
  • 2004年5月19日 - アステルPHSの音声サービス新規受付終了。12月9日サービス終了(PHSデータ通信サービスは継続)。
  • 2005年 - アーバンインターネットを合併。
  • 2005年9月30日 - インターネット接続サービス「CIS インターネット」新規契約受付停止。将来的にサービス終了。
  • 2005年11月1日 - オプティキャスト(現:スカパーJSAT)と提携して福山市の一部でMEGA EGGトリプルサービスによるスカパー!の番組配信サービス(光PerfecTV!)の提供を開始。
  • 2006年 - 中国データサービス、中国ネットワークサービスを合併。
  • 2007年2月28日 - 旧アステル系のインフラを継承したPHSデータ通信サービス(MEGA EGG64)及び無線インターネット(MEGA EGGウェーブ)新規契約受付停止。9月30日、MEGA EGG64のサービスを終了。
  • 2007年12月14日 - ケーブル・ジョイ府中市・福山市新市町の各一部でMEGA EGGトリプルサービスによる番組配信サービスの提供に関する業務提携を締結。
  • 2008年2月1日 - 本社を広島市中区小町4番33号の中国電力本社内から広島市中区大手町二丁目11番10号のNHK広島放送センタービル内に移転。
  • 2008年4月21日 - インターネット接続サービス「HIROSHIMA C-DASインターネット」新規契約受付停止。2009年3月31日をもってサービス終了。
  • 2008年5月 - ケーブル・ジョイと提携して府中市・福山市新市町の各一部でMEGA EGGトリプルサービスによる番組配信サービスの提供を開始。
  • 2010年1月12日以降 - ひろしまケーブルテレビと提携して広島市、廿日市市の各一部でMEGA EGGトリプルサービスによる番組配信サービスの提供を順次開始[3]。以後サービス提供エリアを広島市、廿日市市、呉市の全域と、府中町、海田町、熊野町、坂町の各一部に拡大。
  • 2010年12月1日 - 中国電力から会社分割により、電気事業用光ケーブル関連事業を承継。
  • 2023年7月1日 - 株式会社エネコムに変更。

関連項目

脚注

  1. ^ a b c d e 株式会社エネコム 第40期決算公告
  2. ^ ひろしまケーブルテレビ会社概要
  3. ^ 光ファイバーを利用した放送サービス「MEGAEGG光テレビ by HICAT」の提供開始について~平成21年12月22日から受付,平成22年1月12日からサービス開始~ ”. エネルギア・コミュニケーションズ/ひろしまケーブルテレビ  (2009年12月21日). 2021年2月9日閲覧。

外部リンク


アーバンインターネット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/10 06:06 UTC 版)

アーバンコーポレイション」の記事における「アーバンインターネット」の解説

1993年インターネットサービスプロバイダ (ISP) の運営手がける子会社アーバンエコロジーを設立。「アーバンインターネット」のサービス名インターネット接続事業提供していた。1999年中国電力系の中国通信ネットワーク (CTNet) の完全子会社になり、アーバン事業ではなくなった。 CTNet完全子会社となった後も、社名をアーバンインターネットに変更して事業継続。「アーバンインターネット」のブランド名継続利用された。アーバンインターネットは、CTNetと、同じく中国電力系の中国情報システムサービス (CIS) が2003年合併したエネルギア・コミュニケーションズ2005年合併しているが、「アーバンインターネット」サービスそのまま残され独立したドメイン (urban.ne.jp) も存続している。 山口県内では太陽家具百貨店代理店務めていた(現在は代理店業務終了)。

※この「アーバンインターネット」の解説は、「アーバンコーポレイション」の解説の一部です。
「アーバンインターネット」を含む「アーバンコーポレイション」の記事については、「アーバンコーポレイション」の概要を参照ください。

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