ばるな (3代)とは? わかりやすく解説

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ばるな (3代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/10 07:39 UTC 版)

ばるな (3代)
さんふらわあ さっぽろ(大洗港
基本情報
船種 フェリー
船籍 日本(1998-2017)
韓国(2017-2022)
運用者 東日本フェリー(1998-2002)
商船三井フェリー(2002-2017)
シーワールド・エクスプレス・フェリー(2018-2022)
建造所 三菱重工業下関造船所[1]
母港 室蘭(1998 - 2005)
大洗(2005 - 2017)
木浦(2017 - 2022)
航行区域 沿海[1]
信号符字 JD2739(無線局免許状
IMO番号 9184574
MMSI番号 431800850
改名 ばるな(1998-2005)
さんふらわあ さっぽろ(2005-2017)
QUEEN MARY(2017-2022)
経歴
起工 1998年
進水 1998年8月11日[2]
竣工 1998年10月28日[1]
就航 1998年11月3日
運航終了 2017年10月22日(さんふらわあ さっぽろ)
2022年8月8日(QUEEN MARY)
最後 チッタゴンにて解体
要目
総トン数 13,654 トン[1]
載貨重量 6,511トン[1]
全長 192 m[1]
最大幅 27 m[1]
深さ 18.44 m
満載喫水 6.7m
機関方式 日本鋼管製[1]ディーゼル
推進器 2軸
出力 35,600馬力[1]
最大速力 26.17ノット[1]
航海速力 24ノット[1]
旅客定員 630名[1]
乗組員 44名[1]
車両搭載数 (改装前)乗用車77台、トラック154台[1][3]
テンプレートを表示

ばるなは、東日本フェリーが運航していたフェリー。本項目では、1998年就航の3代目を取り扱う。2005年から2017年にはさんふらわあ さっぽろとして商船三井フェリーが運航していた。

概要

三菱重工業下関造船所で建造され、1998年に岩内 - 直江津航路に就航した[1]。同年に就航したブルーハイウェイライン「さんふらわあ つくば」とは船橋周辺構造やエンジン冷却方法が異なるものの類似の船体構造とされている[4]

2000年に室蘭 - 大洗航路に転属、その後2002年6月より商船三井フェリー用船契約した上で大洗 - 苫小牧港航路に就航し商船三井フェリーの塗装に合わせ側面ラインを黄・オレンジ・赤から水色にし煙突をオレンジ一色に変更[5]。2005年1月をもって「さんふらわあ さっぽろ(2代目)」に改名され、船体塗装もさんふらわあの仕様に改められた[6]

2014年に新造船による代替が発表されており[7]、2017年10月21日大洗発便をもって引退[8][9][10]。当初は2017年8月の引退予定とされていたが新造船の建造遅れで延期され、10月22日苫小牧発便の引退予定も台風21号による運休で前倒しとなった[11][8]

引退後は韓国Seaworld Express Ferryに売却され木浦港 - 済州港間に就航していたが、韓国国内の25年規制により後継の「Queen mary 2(旧・フェリーふくおか2)」と入れ替わる形で、2022年8月8日に韓国国内での営業航海を終了。

その後、同年「Mar」としてバングラデシュ Chittagong Ship Breaking Yard(英語版)に回航・解体された。

船内

船室

船室タイプの一覧
クラス 部屋数 定員 設備
スイートルーム 2名×1室 2名 ユニットバス・トイレ、洗面台、テレビ、DVDデッキ、
テーブル、椅子、冷蔵庫、クローゼット
旧・オーナーズルーム
デラックスルーム 洋室 2名×16室
和室 2名×4室
40名 ユニットバス・トイレ、洗面台、テレビ、DVDデッキ、
テーブル、椅子、冷蔵庫、クローゼット
旧・特等室
スタンダードルーム 和洋室・洋室 4名×26室
和室 3-4名×4室
洋室 2名×5室
130名 洗面台、テレビ、DVDデッキ、テーブル、クローゼット
旧・一等室
カジュアルルーム 2段ベッド 8名×5室
1段ベッド 30名×2室
100名 荷物棚、カーテン、読書灯
2段ベッド:旧・二等寝台
1段ベッド:旧・ドライバーズルーム
(東日本フェリー時代に二等寝台に変更)
エコノミールーム 30・31・40・41名×1室
44名×2室
254名 荷物棚
旧・二等室

設備

事故・インシデント

ばるな・れいんぼうらぶ衝突事件
2001年6月17日、室蘭港フェリーターミナル2号岸壁着岸時に岸壁に右舷付けで係留索をとり終えた際に遠隔操縦装置の操縦場所の切替えスイッチの操作手順を徹底せず、制御室のハンドル位置の確認が行われず、制御室ハンドルが前進翼角となったままで操縦場所が船橋から制御室に切り替えられ、右舷前方の岸壁に係留中のれいんぼうらぶに向かって進行したことにより本船の右舷船首が4号岸壁で車両揚荷作業中のれいんぼうらぶの左舷後部に衝突。本船は右舷船首部ブルワークに曲損[12]

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 新船紹介 - 旅客船No.207(日本旅客船協会)
  2. ^ 三菱下関/東日本フェリー向けカーフェリー「ばるな」が華やかに進水 - 日本海事新聞1998年8月21日
  3. ^ さんふらわあさっぽろ 船の紹介 商船三井フェリー - さんふらわあ さっぽろ(旧ばるな3代目)では乗用車100台・トラック180台に変更
  4. ^ 旅客フェリー案内 キャビンプランindex”. 商船三井フェリー. 2003年8月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月20日閲覧。
  5. ^ “「大洗」と「苫小牧」何が強み? 「さんふらわあ」商船三井フェリー20年 勝ち残ってきたワケ〈PR〉”. 乗りものニュース. (2021年5月14日). https://trafficnews.jp/publicity/mol_2105 
  6. ^ 弊社運航船「ばるな」の船名変更についてのお知らせ at the Wayback Machine (archived 2004-12-08) 商船三井フェリーInformation 2004年12月6日付
  7. ^ フェリー代替建造のお知らせ』(プレスリリース)商船三井フェリー株式会社、2014年10月17日。オリジナルの2014年10月26日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20141026055845/http://www.sunflower.co.jp/ferry/information/log/20141017.html2016年8月10日閲覧 
  8. ^ a b さんふらわあで行く、首都圏・北海道の船旅 at Archive.is (archived 2017-10-20)
  9. ^ さんふらわあで行く、首都圏・北海道の船旅 at Archive.is (archived 2017-10-23)
  10. ^ 2017年10月-12月 大洗-苫小牧航路運航スケジュール” (PDF). 商船三井フェリー. 2017年10月24日閲覧。
  11. ^ 【重要】 新造船 さんふらわあ さっぽろ 就航日決定のお知らせ - 商船三井フェリー(2017年9月22日)
  12. ^ 平成13年函審第59号 旅客船ばるな旅客船れいんぼうらぶ衝突事件 - 日本財団図書館

参考文献

関連項目

登場作品

外部リンク


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