びるご (初代)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/02 22:50 UTC 版)
|
|
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 (2016年3月)
|
| びるご(初代) | |
|---|---|
|
ピレウス港で係船中の「RODANTHI」(右から2隻目)
|
|
| 基本情報 | |
| 船種 | フェリー |
| 船籍 | |
| 所有者 | 新東日本フェリー(1974-1977) 東日本フェリー(1977-1989) G.A. Ferries(1989-2012) |
| 運用者 | 新東日本フェリー(1974-1984) 東日本フェリー(1984-1989) G.A. Ferries(1990-2009) |
| 建造所 | 内海造船瀬戸田工場[1] |
| 姉妹船 | べが (初代)[1] |
| IMO番号 | 7353078 |
| 改名 | びるご(1974-1989) RODANTHI(1989-2012) |
| 経歴 | |
| 起工 | 1973年8月31日[2] |
| 進水 | 1973年12月25日[2] |
| 竣工 | 1974年4月15日[1] |
| 就航 | 1974年4月21日[1] |
| 運航終了 | 1989年 |
| 最後 | 2012年、 |
| 要目 | |
| 総トン数 | 6,710 トン[1] |
| 載貨重量 | 2,303 重量トン[1] |
| 全長 | 136.6 m[1] |
| 垂線間長 | 127.0 m[1] |
| 幅 | 22.4 m[1] |
| 深さ | 7.8 m[1] |
| 満載喫水 | 5.6 m[1] |
| 機関方式 | ディーゼル |
| 主機関 | 日本鋼管 16PC2-5V 2基[1] |
| 推進器 | 2軸[1] |
| 最大出力 | 18,900馬力[1] |
| 定格出力 | 16,040馬力[2] |
| 最大速力 | 23.6 ノット[1] |
| 航海速力 | 21.0 ノット[1] |
| 航続距離 | 1,865海里[2] |
| 旅客定員 | 712名[1] |
| 乗組員 | 60名[2] |
| 車両搭載数 | 8トントラック75台、乗用車60台[1] |
びるごは、新東日本フェリーが運航していたフェリー。本項目では、1974年就航の初代について扱う。
概要
東日本フェリーの長距離航路部門として設立された新東日本フェリーの二番船として、内海造船瀬戸田工場で建造され、1974年4月21日に就航した[1]。 1977年から東日本フェリーの保有となり、1984年には新東日本フェリーが東日本フェリーに吸収合併された。 びくとりの就航により、1989年に引退した。
その後、海外売船され、ギリシャのG.A. FerriesでRODANTHIとなり、1990年に就航した。 2009年9月からピレウスで係船されていたが、2012年2月にスクラップとして売却され、トルコのアリアガで解体された。
航路
新東日本フェリー
- 本船の就航により、第一船として就航していたべが (初代)と合わせて毎日運航となった。当時の所要時間は16時間30分だった。
東日本フェリーの「レインボーライン」に対して、新東日本フェリーの航路には「スターライン」の愛称がつけられていた。
設計
船体塗装は、東日本フェリー共通の黄・橙・赤のラインで、船体側面にV字型に入れられていた。 後に船体後部に車両甲板を増設する改造工事を受けている。 海外売船後はクルーズフェリーへの改装を受け、レストラン、ディスコ、プールなどが新設された。
船内
船室
- 特別室 - 2名×2室
- 1等洋室 - 4名×5室、5名×20室
- 1等和室 - 4名×6室
- 2等 - 512名
- ドライバー室 - 52名
設備
- レストラン
- ゲームコーナー
脚注
- びるご_(初代)のページへのリンク