大函丸 (2代)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/03 17:49 UTC 版)
| 大函丸 | |
|---|---|
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大間港停泊中の大函丸
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| 基本情報 | |
| 船種 | フェリー |
| 船籍 | |
| 所有者 | 鉄道建設・運輸施設整備支援機構 大間町 |
| 運用者 | 津軽海峡フェリー |
| 建造所 | 内海造船瀬戸田工場(758番船) |
| 母港 | 大間港 |
| 建造費 | 約26億円 |
| 信号符字 | JD3422 |
| IMO番号 | 9659141 |
| MMSI番号 | 431004277 |
| 経歴 | |
| 起工 | 2012年8月 |
| 進水 | 2012年12月13日 |
| 竣工 | 2013年3月 |
| 就航 | 2013年4月18日 |
| 要目 | |
| 総トン数 | 1,912トン |
| 長さ | 90.76m |
| 垂線間長 | 78.00m |
| 型幅 | 15.65m |
| 機関方式 | ディーゼル |
| 最大出力 | 6,620kw |
| 最大速力 | 20ノット |
| 航海速力 | 18ノット |
| 旅客定員 | 478名 |
| 乗組員 | 22名 |
| 車両搭載数 | 8tトラック21台及び乗用車3台または乗用車60台 |
大函丸(だいかんまる)は、大間町が保有、津軽海峡フェリーが運航するフェリー。
概要
ばあゆの代船として内海造船瀬戸田工場で建造され、2013年4月18日に就航した。
航路維持のため大間町が所有し、津軽海峡フェリーが運航する公設民営方式となっている。建造費約26億円のうち、青森県が5億円を負担、残り21億円は鉄道建設・運輸施設整備支援機構から5億円の融資を受けた大間町が負担した[1]。
本船の就航に合わせて大間港に新フェリーターミナルが整備され、ボーディングブリッジによる乗船となった。バリアフリーに対応したトイレ及び客室を有する。
船名は1964年に日本初の外洋カーフェリーとして津軽海峡フェリーの前々身である道南海運の函館 - 大間航路に就航した「大函丸」(たいかんまる)から名付けられた。
船内
- 船室
- ファーストシート - フットレスト付リクライニングシート席
- カジュアルシート - リクライニングシート席
- スタンダード - カーペット席、女性専用区画あり
- バリアフリールーム - ベンチシート[2]
- 公室
- 案内所
- 売店
- フリースペース - 大間町の特産であるマグロをモチーフとした黒いテーブルや、漁業に関連した浮きや大漁旗をモチーフとした装飾を施した[2]。
脚注
- ^ 『大間・函館航路存続に関する合意事項について』(PDF)(プレスリリース)津軽海峡フェリー、2011年1月6日。オリジナルの2014年3月26日時点におけるアーカイブ。2015年11月23日閲覧。
- ^ a b 短距離フェリー大函丸 - プニップクルーズ/中村辰美「船体解剖図NEO」(イカロス出版 2023年)
外部リンク
- 津軽海峡フェリー 船舶のご紹介 大函丸
- 大間町
- MarineTraffic.com - DAIKANMARU - 自動船舶識別装置(AIS)による現在位置表示
- 大函丸_(2代)のページへのリンク