苅田港とは? わかりやすく解説

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苅田港

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/15 01:37 UTC 版)

苅田港
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苅田港
苅田港
苅田港の位置
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所在地
日本
所在地 福岡県京都郡苅田町
座標 北緯33度47分50秒 東経131度0分0秒 / 北緯33.79722度 東経131.00000度 / 33.79722; 131.00000座標: 北緯33度47分50秒 東経131度0分0秒 / 北緯33.79722度 東経131.00000度 / 33.79722; 131.00000
詳細
開港 1968年4月1日
種類 重要港湾

苅田港(かんだこう)とは、福岡県京都郡苅田町にある港湾港湾法上の重要港湾関税法上の開港に指定されている。また、福岡県によって防災拠点(防災拠点港)に指定されている[1]

周辺一帯は苅田町の工業地帯を成す。かつて産炭地であった筑豊炭田から運ばれた石炭や、石灰石を積み出すため、昭和前期に設けられた。現在は筑豊炭田は閉山したが、周辺は戦前から操業していた三菱マテリアルの他に、利便性の良さから戦後も日産自動車九州や、トヨタ自動車九州苅田工場と小倉工場、九州テクノメタル(旧・日立金属九州工場)、UBE三菱セメント九州工場などの大規模工場が操業を開始するなど、北九州工業地帯の一郭を成すため、現在は工業生産品の積み出しの役割を担う。

主な施設[2]

新松山地区

主にエネルギー関連の施設が集積している。令和10年度事業完了予定で国際物流ターミナル事業が進捗中である[3]

  • -10m岸壁(- 13m化に向けて工事中)
  • - 5.5m岸壁

松山地区

トヨタ自動車九州や三菱セメントの工場などがある。

  • - 10m岸壁

本港地区

九州電力苅田発電所、麻生セメントや三菱セメントの工場などがある。

  • - 13m岸壁
  • - 10m岸壁
  • - 7.5m岸壁
  • - 6.5m岸壁
  • - 5.5m岸壁
  • - 4.5m岸壁

南港地区

日産自動車の工場などがある。

  • - 10m岸壁
  • - 7.5m岸壁 RORO船が就航
  • - 5.5m岸壁

定期航路

  • 商船三井フェリー(RORO船)
    • - 東京 (週4便、下りは直行、上りは水・金曜日は直行、月曜日は宇野寄港、土曜日は宇野・坂出寄港)[4]

関連項目

脚注

  1. ^ 南海トラフ地震に対応した四国の広域的な海上輸送の継続計画”. 国土交通省. 2023年11月10日閲覧。
  2. ^ 苅田港平面図”. 福岡県. 2023年11月7日閲覧。
  3. ^ 国際物流ターミナル整備事業”. 国土交通省. 2024年12月2日閲覧。
  4. ^ 海上輸送 東京 ─ 苅田 | 商船三井さんふらわあ”. www.sunflower.co.jp. 2023年11月6日閲覧。

外部リンク




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