その他の変更と追加
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 11:39 UTC 版)
「ファイナルファンタジーXII」の記事における「その他の変更と追加」の解説
映像・音声関連 全編英語音声、日本語字幕。ボイスの一部追加(オンドールの回顧録全般と、国内オリジナル版で会話ログだったイベントシーンの一部)。リップシンク[要曖昧さ回避]は行われていない。各キャラクターには地方による英語の訛りで個性が持たされている。主にダルマスカはアメリカ(ヴァン・パンネロ:NYの若者、アーシェ・バッシュ:フォーマルな英語、バンガ:南部訛り)、アルケイディスはイギリス(ヴェイン・ラーサー:上流階級、バルフレア・シド:演劇調、帝国兵:下町訛り)の方言を採用している。その他、ヴィエラ族の古英語調・ダランのアラビア訛り・アルシドのイタリア訛りがある。 ワイド画面 (16:9) に対応(4:3と選択可能)。 拉致監禁シーンが収録されているため、CEROのレーティングがAからBへ引き上げられている。 ナム・エンサのBGMが「大砂海」から「セロビ台地」に差し替えられている。 戦闘関連 各種モンスターの調整(基本的に最大HPが下がり、攻撃力が上がっている)。 L1ボタンで、移動、バトルが約4倍に高速化するモードに切り替えられる。 敵に与えられるダメージが、国内オリジナル版では一部を除き9999で固定であった上限がなくなった。 ミストナックと召喚のコスト消費がMPから独立、過去シリーズの必殺技ゲージに使い勝手が近くなり大幅に改善された。 ゲストキャラクターや召喚獣をリーダーに指定し、操作することができる。ゲストについてはガンビットも変更可能。 アイテム・魔法・ガンビット マップ上のトレジャーが多数追加。内容が固定のトレジャーも増えている。 いくつかの新アイテム・新武具が追加(グラフィックの追加、変更は無し)。また、一部アイテムの名前が変わっている。 国内オリジナル版の入手し辛い装備が入手しやすくなった。オリジナル版で特定の宝箱を開けた際に強力な武具の入った宝箱の中身が消失する「リンクトレジャー」が削除、超低確率でトレジャーとして出現・ドロップするアイテムは少なくなった(入手条件が緩和された)が、本作で追加された武具の中には破格の強さを持つ代わりにさらに入手しにくい三種の神器が存在する。 魔法のカテゴリが従来シリーズに近いものに変更され、白魔法・黒魔法の数が増えた代わりに緑魔法・裏魔法の数が大きく減少した。また、ケアルやファイアなどが単体から範囲魔法になり、効果(威力)も上がっている。白魔法…主にHPの回復や状態異常の治療、プラスの状態異常の付加を行う。 黒魔法…ダメージを与える、マイナスの状態異常の付加する魔法を揃えている。 時空魔法…主に時間や空間に干渉する魔法。 緑魔法…「デコイ」「リバース」「バブル」など、『FFXII』独自の状態異常の魔法が揃っている。 裏魔法…強力な攻撃魔法のみ。赤魔戦士にしか使えない。 強力な技・魔法・アイテムがショップで購入できなくなっている(トレジャーのみから入手可)。一部はモブ退治の成績に連動してクランショップで開放される物に変わった。 新たなガンビットの追加及び入手手段の緩和(初期からほとんど購入できる)。 クリア特典 ゲームクリア特典の「強くてニューゲーム」(操作キャラクター全員のレベルが90の状態で開始)モードの追加。 トライアルモードクリア特典の「弱くてニューゲーム」(操作キャラクター全員のレベルが1に固定され、ライセンスのみで成長していく)モードの追加。
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