その他の変種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/12 07:49 UTC 版)
スターリングラード(Сталинград):コントラクトとして6♠を宣言したとき、ディフェンダーは2人ともヴィストしなければならず、かつ手札は公開できないとする変種。ソチ式スコアで競技するときに一般的に行われている。この方式はスターリングラード攻防戦でソ連軍が退却不能に陥って、ヴォルガ川の河畔に追いつめられたことに由来する。この変種は、最初のビッドに対して他の2人がパスしたが、レミズする可能性があるため、ヴィストする人が自分に対抗するのを難しくするために用いられることがある。競技者が合意した場合、ソチ方式でなくレニングラードやロストフを使っている場合でもスターリングラードルールが適用される場合もある。 4人で競技する場合、ディーラーに関する以下のルールが存在する。このルールは時代遅れとされることもあり、めったに使われない。 ビッドに勝利した競技者は、山札の内容が気にいらなかった場合、山札を「ディーラーの顔にたたきつける」ことができる。この場合、山札はプレイの終了まで表を向けて置かれる。ディーラーは1点をペナルティとして課される。 6-10トリック獲得が目標のプレイでは、以下のカードが山札に含まれていた場合、ディーラーはデクレアラーから以下の数のトリックにコントラクトの点数を掛けた点数をヴィストとして受け取るAが1枚:1トリック 同じスートのAとK:2トリック Aが2枚:3トリック 結婚(марьяж、同じスートのKとQ):1トリック ミゼールでは、ディーラーは山札に7がはいっていた場合に、1枚あたり10ヴィストポイントを得る。同じスートの7と8が山札にあったら20ヴィストポイントを得る。 ラスパソフカに関しては上記参照。
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