その他の上演
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東京・渋谷ジァン・ジァンでは、寺山の生前の1982年から、寺山作品の連続上演を行なっていた。1988年8月13日から16日には、バジ・ワークシアター、福士恵二演出による「毛皮のマリー」が上演された。 1989年4月14日から17日、文芸坐ル・ピリエ(東京・池袋)にて、青蛾構成・演出の「毛皮のマリー」が上演された。出演は野口和彦、矢作多真美ら。 1989年9月7日から10日、渋谷ジァン・ジァンにて、演劇企画カルナヴァルによる、小松杏里脚色・演出の「毛皮のマリー」が上演された。 1998年7月13日から29日、下北沢ザ・スズナリにて上演。演出・音楽・美術はJ・A・シーザー、出演は篠井英介、海津義孝(下男役)、由地英樹、内田滋啓(美少年役)、鈴木飛雄ほか。初演と同様、すべての役を男性の出演者が演じた 。前売り券はすべて売り切れ、予定より公演を3日延ばした 。 2002年11月28日から12月1日まで、ネオンホール(長野市)にて、劇団「天井桟敷」出身の中沢清の演出により上演された。出演は長野で活動する「演劇実験室カフェシアター」メンバー数名と他劇団員ら。 2003年11月1日、2日、第11回北九州演劇祭の一環として北九州市立旧百三十銀行ギャラリーにて上演された。演出は登り山美穂子。 2008年5月1日から4日、シアタートラムにて、寺山の没後25年特別公演として上演された。演出・主演は川村毅。出演は手塚とおる、菅野菜保之、笠木誠ら。衣裳と美粧は宇野亜喜良。企画と監修は天井桟敷に在籍していた森崎偏陸(寺山偏陸)が担当した。 2013年8月30日から9月4日まで、ザムザ阿佐谷にて、劇団A・P・B-Tokyoにより、高野美由紀の演出で上演された。また、2013年9月22日、星野リゾート青森屋(三沢市)で開催された「寺山修司演劇祭2013」にて、劇団A・P・B-Tokyoにより上演された。 2015年12月16日から23日まで、花組芝居により、加納幸和演出であうるすぽっとにて上演されている。義太夫節を使った浄瑠璃劇仕立ての作品である。毛皮のマリー役は、谷山知宏、秋葉陽司のダブルキャスト。 2019年3月14日から21日まで、青蛾館創立35周年記念公演として東京芸術劇場シアターウエストで上演。毛皮のマリー役はのぐち和美、美少年役は安川純平と砂原健佑、美少女紋白役は日出郎と中村中、下男役は加納幸和と土屋良太のダブルキャスト。演出は寺山偏陸。寺山偏陸は寺山修司の母はつの希望により養子縁組をしていることから、寺山修司の義弟となっている人物。
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