こうらたいしゃ

デジタル大辞泉

こうら‐たいしゃ〔カウラ‐〕【高良大社】

読み方：こうらたいしゃ

福岡県久留米市にある神社。旧国幣大社。主祭神は高良玉垂命(こうらたまだれのみこと)。八幡大神・住吉大神を配祀。筑後国一の宮。

世界宗教用語大事典

こうらたいしゃ 【高良大社】

福岡県久留米市の高良山にある旧国幣大社。高良玉垂命を主神に八幡大神・住吉大神を祀る。履中天皇のとき創建と伝える。一・五キロに及ぶ列石神籠石（国指定史跡）が有名。筑後一の宮。鎮西一一カ国の宗廟。例祭一〇月九・一〇・一一日で俗に「おくんち」。神籠石は西日本に分布する古代山城の遺跡で、山の八合目付近を切り石の列石で囲み、上に土塁を築いたもの。高良神社の神域を示すものと考えられ、この名がある。

国指定文化財等データベース

高良大社

名称：	高良大社
ふりがな：	こうらたいしゃ
名称(棟)：	本殿・幣殿・拝殿
名称(ふりがな)：	ほんでん・へいでん・はいでん
番号：	1865
種別１：	近世以前／神社
国宝重文区分：	重要文化財
指定年月日：	1972.05.15(昭和47.05.15)
員数(数)：	1
員数(単位)：	棟
代表都道府県：	福岡県
都道府県：	福岡県久留米市御井町
所有者名：
指定基準：
管理団体名：
管理団体住所：
管理団体指定年月日：
構造形式：	本殿　桁行三間、梁間三間、一重、入母屋造、こけら葺 幣殿　桁行三間、梁間一間、一重、両下造、こけら葺 拝殿　桁行五間、梁間三間、一重、入母屋造、正面千鳥破風付、 　　　向拝三間、軒唐破風付、こけら葺
時代区分：	江戸中期
年代：	寛文元（1661）
解説文：	高良大社は延喜式に名神大社として見え　古来から筑後の一の宮の名で知られる九州有数の名社である。　現在の社殿は久留米藩主有馬頼利の造営したもので、本格的な権現造の複合社殿の形式をもつ。　江戸初期末葉の建立年次の明らかな神社建築として注目すべきものである。また大鳥居は大規模な石造明神鳥居で、高良大社の近世初期復興の一連の遺構として重要なものである。

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近世以前(神社)：

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