『Post War』シリーズ:戦争とは? わかりやすく解説

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『Post War』シリーズ:戦争

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/03 22:58 UTC 版)

太田三郎 (芸術家)」の記事における「『Post War』シリーズ:戦争」の解説

1992年から開始され太田岡山県津山市移住した1994年以降発表されている『Post Warシリーズは、2021年現在、以下の13シリーズ制作されている。 『Post War 46-47 兵士肖像』:「太平洋戦争行方不明になった兵士の像」(朝日新聞掲載肖像/出征前に撮られ写真) 『Post War 50 私は誰ですか』:「中国残留日本人孤児」(新正卓写真集) 『Post War 54 被爆地蔵』:「広島被爆した地蔵」 『Post War 55 被爆』:「広島被爆した樹木」 『Post War 56 無言館』:「戦没画学生」(太平洋戦争亡くなった画学生の遺作) 『Post War 60 被爆者』:「津山市在住被爆者」 『Post War 62 軍人像』:「無縁塚となった軍人像」 『Post War 66 戦災痕』:「岡山市内に残る戦災遺跡」 『Post War 68 戦ノ碑』:「広島-長崎-沖縄-鹿児島-東京に残る戦争の「碑(いしぶみ)」を題材にした作品」 『Post War 69戦争遺児:「岡山県在住戦争遺児」 『Post War 72 世紀の遺書』:「『世紀の遺書』の言葉」 『Post War 74 折鶴焼』:「長崎県佐見での折鶴焼いた灰を用いたワークショップ」 『Post War 75 広島種子』: 原爆投下によって草木生えないと言われ広島採集した種子太田造語である「Post War」には、後ろ連なる数字カウントが続く限りにおいて、戦後過去ではなく現在の問題であり、さらにその数字ゼロになることのないようにという作家願いこめられている。 戦争テーマとした作品は、ほかに『軍事加刷切手』(1995)、『最後に勝つものはまごころである』(1996)、『広島のかけら』(2007)がある。この中で切手形式とらない唯一の作品である『最後に勝つものはまごころである』は、シベリア収容所での捕虜生活の中で亡くなった山本幡男遺書を、文字による記録持ち帰ることを禁じられ仲間捕虜たちが暗記して遺族届けたという事実にもとづいている。『最後の手紙』(立川昭二著、筑摩書房)でこのことを知った太田が、この他者の筆跡によって妻に届けられ手紙そのまま書き写した作品である。

※この「『Post War』シリーズ:戦争」の解説は、「太田三郎 (芸術家)」の解説の一部です。
「『Post War』シリーズ:戦争」を含む「太田三郎 (芸術家)」の記事については、「太田三郎 (芸術家)」の概要を参照ください。

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