『教育評論』とは? わかりやすく解説

『教育評論』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 20:56 UTC 版)

はだしのゲン」の記事における「『教育評論』」の解説

その後日教組機関紙『教育評論』で連載続行する学校への漫画持ち込み厳禁とする教師が多い中、「はだしのゲン」だけは校内堂々と読める唯一の漫画となった結果1980年代の子供達の間に「ゲン」が広く浸透することとなる。1985年に「第一部 完」をもって連載終了した。 なお、読売新聞系列出版社中央公論新社発行中公文庫コミック版および金の星社発行完全版いずれも全7巻)では、『週刊少年ジャンプ』掲載分を第一部以降のシリーズ第二部区分している。汐文社では愛蔵版10巻まで発行している。汐文社愛蔵版では区別はされていないが、第1巻 - 第4巻第一部第5巻 - 第10巻までが第二部である。これらの違い以下の通り第一部掲載当時各回ごとの扉絵掲載せず、そのまま話を一つつなげていたため、同じシーン繰り返しが多い。またジャンプ・コミックスではお約束の、単行本各巻ごとのサブタイトルも、汐文社版第一部の分にはある。 第二部第一部から年月経っているため作風変わりセリフ活字大きめになっており、また描き下ろしであるため、同じシーン繰り返しがない。 第10巻最終ページには「第一部 完」と書かれており、東京舞台とした「第二部」も予定されていた。しかし2000年代入ってから患っていた糖尿病からくる白内障悪化2009年9月15日視力低下し、細かいコマ書けなくなった」として続編執筆断念正式に発表した中沢闘病中も執筆への意欲失わず2話分の下描きまで完了させており出版具体的な予定決まっていたという。第二部メインテーマ被爆者差別だった。 「はだしのゲン」の原画1994年広島平和記念資料館東館開館機に市に寄託されていたが、2009年12月8日中沢所有するすべての漫画原画なども資料館寄贈し合わせて所有権を市に移すと発表した。その中にはとなった第二部原画含まれている。 現存する第二部原画32ページ分は、2013年刊行された『「はだしのゲン創作真実』(中央公論新社)に、すべて写真掲載された。

※この「『教育評論』」の解説は、「はだしのゲン」の解説の一部です。
「『教育評論』」を含む「はだしのゲン」の記事については、「はだしのゲン」の概要を参照ください。

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