「禁魔法律」関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 09:28 UTC 版)
「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」の記事における「「禁魔法律」関連」の解説
禁魔法律(きんまほうりつ) 自分の魂を闇に売ることで地獄の使者と契約を結び、その力を借りる禁断の技。煉を必要としないため、魔法律家でなくても使うことができる。 禁魔法律を一度でも使うと、使者との契約を破棄することはできない。使い続けることで魂は擦り切れ、使用者自身が悪霊に近い存在になり、自我も消えてしまう。 タイプは大きく分けて二つあり、何らかの物を中継して地獄の力を得るタイプ(トーマスの禁魔法律書やパンジャのネックレスなど)と、何か本体を持ちかなり長期間使者とのコンタクト無しに力を行使するタイプ(ミックのように使者に魂だけでなく肉体も売り巨大な力を得る)がある。後者の場合、書は無いが魔の根など急所(核)に値する物を持つ。 霊使い(れいつかい) 地獄の看守タルタロスと契約を結び、霊を製造・育成操作を行う禁魔法律家。直接戦闘に関われないものの、使い手の技量によっては桁外れの数の悪霊・怨霊を操作することが出来る。アイビーやその母は、霊の操作に鈴型の呪具を使用していた。 木偶(デク) ブープが好んで使う呪具。トカゲや人など様々な姿を模した人形であり、全ての木偶は自らの意思を持つ。自分以外の禁魔法律家を媒体としてその力を発揮する。(その対象者の体に、木偶イレズミを施す。)媒体となったものは発動期間中、魂はもちろんそれ以外にも代償として視力など体に何らかの傷を負う。大男型呪具 ブープの使う呪具。これを入られたキッドは、帽子をかぶった大男になり強靭な腕力を得る。当初、キッドはこの姿になっていた。ブープの亡き後、砕け散った。 トカゲ型呪具 ブープの使う呪具。これを入られたキッドは、トカゲのような姿と聴力を得る。視力が皆無な代わりに異常なまでの聴力を持つ。下水道内でヨイチたちに襲い掛かるが、ヨイチの仕掛けた「破魔機雷」によって溶けてしまい、ブープによって呪具を戻される際、今井によって切り裂かれた。 禁書(きんしょ) 魔法律協会で厳重に封印されている不死・死者復活に関する禁魔法律の奥義が書かれた物。ティキによって盗まれた為、エンチュー達の下にある。 リオによって開封されようとしていたが、ムヒョ達がリオを奪還したため、開封は途中で止まっている。文献によると約650年前に錬金術師一家が焼き討ちにあい、父親だけが残り、およそ30年後に禁書は完成したと言われており、書の発動には10万人の魂を必要とし、相反する力(復活と破壊)を持つ。一連の事件が終わった後、紛失する。その造られた当時に黒死病と言う病気が流行っており、その死者約5000万人で内の約500万人が禁書の死者と言われている。 「書」というものには程遠く、禍々しい生物のような実態を表しつつある。
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