補充隊員とは? わかりやすく解説

補充隊員

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 06:27 UTC 版)

戦場のヴァルキュリアシリーズの登場人物」の記事における「補充隊員」の解説

クラリッサ・キャラハン (Clarissa Callaghan) 声 - 照井春佳 No.46。21歳マルギット分隊隊員トレードマークナースキャップ正規軍野戦病院看護婦として勤務していたが、看護していた捕虜脱走幇助した罪でネームレス送られた。愛らしい容姿男性人気は高いが、時々儚げ表情見せる。 怪我をしていた帝国兵捕虜介抱するうち、互いに好意寄せようになったフェリクスネームレス送られ原因聞かれた際に「聞けば絶対に軽蔑される」としてなかなか話そうとはせず、再会約束した彼を脱走させた事、目印としてペアペンダント持っている事などを語った。ただ彼女の意に反しフェリクスクラリッサ軽蔑することはなかった。その後前述のように事情通じフェリクス配慮帝国への帰還許されず再び兵士として前線に立たされていた恋人戦場再会治療する間にしばし語らい、「一緒に逃げよう」という誘いに対して「今逃げて絶対に幸せになれない」と断り再会約束して再び別れた解散後は、帝国ダンサーとして旅芸人一座加わり恋人探し続けていた。断章NAMELESS、再集合』ではフェリクスとの会話の中で恋人再会し子供儲けていることが明かされている。 彼女のキャラクターデザインは元々リエラにあたるヒロイン初期デザイン流用したのである。 シン・ヒューガ (Shin Hyuga) 声 - 小原雅人ガリア義勇軍所属。No.58。偵察兵27歳孤高サムライ異国の血が混じった混血人種という理由ネームレス送りになったとされるのだが、後に「多分それだけ原因ではない」と隊員たちから思われるに至る。ネームレス送られた後も、自分受け入れてくれたガリアの地と主君コーデリア姫には絶対忠誠誓っている。生真面目融通利かない性格なうえ、無骨かつ無愛想なため近寄り難い雰囲気放っている。それ故に、ダイトからは「バカだ、コイツ」と評されエイミーも「筋金入りですね」とそれに同調されてしまう有様であった。ただ、同じく口数少なく人と話すのが苦手なセルジュとは相通じ親しくなっている。 父がガリア人間で母が東方島国人間だった。母が死んでから父と共にガリアへと移り住んだ東方育ったため、そこの考え方ガリアでの考え方違い馴染めいでいる主君のためなら死ぬ事を厭わない覚悟コーデリア姫への忠誠心の高さを認められ部隊溶け込んでいった。 ただし、彼の祖国風習である「ハラキリ」はクルトから厳重に禁止された。また異国の地に馴染めないことに起因した彼のポテンシャル極めて発動する機会が多いのが主君居城のあるランドグリーズとなっている。 解散後は、某国の港でラグナイト貿易商用心棒として働いている。なお、国を捨てることを最も嫌がっていたが、グロリア説得により承諾した。 マルギット・ラヴェリ (Margit Ravelli) 声 - 池田千草 No.33対戦車兵マルギット分隊隊長階級少尉22歳クルトとは正規軍階級としては同格であった。なお、マルギットクルトより年上であるが敬語使っている(クルトより年上ネームレス隊員クルトに対して敬語使っているのはマルギットヴァレリークラリッサジゼル、カリサの5名と少数である)。 ダモン将軍とも親戚筋にあたる名家軍人一族出身であるエリート女性軍人。ランシール王立士官学校卒業しており、同期にユベール・ブリクサムがいる。開戦後作戦失敗責任を取らされネームレス送りになったエリートであることを鼻にかけており、他の隊員達と打ち解けようとしなかった。 植物が好きで、鉢植えの花を世話をしている。 当初作戦失敗の原因部下のせいで、自分には一切非がないと本気で思っていた。そのためこの処分納得しておらず、この部隊から一刻も早く抜けるために手柄欲し遂行中の任務ルートについてクルト意見具申した。しかしその案は即座に却下され、「学生からやり直せといわれる。それを侮辱感じ怒っているところをアルフォンス窘められ、ガリア正規軍を「最底辺ネームレス」から見てみるといいと助言される。助言受け入れたわけではなかったが、ネームレス人間扱いしない正規軍指揮官無茶な命令見て、かつての自己中心的考え周り見えていなかった自分の姿に気付き目が覚めた結果としてマルギット当初作戦具申していた状況陥ったことでクルトから自分一切命令しないから代わりに指揮を執れと命じられ指揮代行する日頃見下していたネームレス隊員達の活躍自身売名のためとはいえ熱を入れて立案した作戦方向性正しかったことを自ら証明することで指揮官自覚目覚め、「学生からやり直せと言ったことを撤回したクルトから手腕認められるその後前述通り分隊指揮官任せられる。ただし、指揮官としてそれなりに有能だ極度方向音痴地図が全く読めない欠点併せ持つ解散後の動向断章NAMELESS、再集合』で明かされエリオットイルマリ会話の中で他国親戚養子となり、軍人続けている。なお、養子となったため名前が変わっており、「マルギット・ヘルムズ」と名乗っている。本当は「マルギット・アーヴィング」になりたかったということ明かしていた。本人はあくまで憧れていたからと話しているが、その後酔った勢いで彼の名前を叫んでいたことから、好意抱いていた様子窺える。 ザハール・アロンソ (Zahar Alonso) 声 - 森岳志ガリア義勇軍所属傭兵。No.57。59歳第一次大戦帝国滅ぼされフィラルド王国出身ガリア戦役では傭兵として戦っていたが、酒癖悪くトラブル起こしてネームレス送りになったアルコール中毒思わせる描写多々あり、軍務中だろうがお構いなしに酒をあおり、酔いが回ると能力上がる反面敵陣ど真ん中だろうがお構いなし酔っ払って寝てしまう悪い癖がある。移動中に突如行動不能となる全ネームレス隊員中最も厄介なポテンシャル保持する真偽不明だが、過去帝国侵略により滅んだフィラルドの英雄的な将軍であり、イェーガー才能評価してその座を譲った「元将軍ではないか噂されている。イェーガーの事を子供の頃から知っていること、フィラルド軍人はそのほとんどが帝国処刑されており、彼の事を小僧呼ばわりできる人物極少数しか生き残っていないという点が根拠となっている。イェーガー祖国復興のためマクシミリアン取り入って帝国軍主力を担うという手段選んだ事に失望し故国廃墟となって滅んだ光景忘れ去ることが出来ず酒浸り陥ったとされるイェーガー主人公とするDLC終戦、そして旅立ち」では直接登場はないが、イェーガーから「師匠」、「あの酔っ払い爺さん」と呼ばれており、まだ生きているのかとイェーガーはザハールを思い出していた。彼が噂通り人物ならば酒癖悪さ祖国滅亡以前からということにもなる。 解散後は、傭兵稼業辞めてフィラルド王国があった地へ戻り祖国再興目指すイェーガー密かに支援している。断章NAMELESS、再集合』では、祖国再興実現するために酒を控えている模様。 セドリック・ドレーク (Cedric Drake) 声 - 小原雅人 No.25窃盗から殺人まであらゆる犯罪犯してきた「犯罪王」と呼ばれる男。薄めサングラス両腕には入れ墨異彩を放っている。マルギット分隊隊員47歳。名前は仮名であり本名ではない。わざと逮捕された後に司法取引をしてネームレス送りになったこのような司法取引認められたのは彼が戦死してくれればのような裁判手続き省けるからだという噂がある。 多く犯罪犯してきた彼だが、飄々として陽気で明る性格基本的に人当たりはいい。ただ深い付き合いを持つことは避けたがるちょっとした軽口類いその実猛毒孕んでいる。多く修羅場潜り抜けきただけあり剛胆さでは抜きん出ている。ネームレス入ったのは恩赦を受けるためと称しているが、その気になりさえすれば軍上層部過去弱み脅して隊を抜けるのも簡単だ嘯いておりこの点ではグロリアフレデリカとも共通している。戦場では殺人犯せば犯すほど持て囃され、大量殺人者が「英雄」になることにも関心があり、「戦場何人殺せば罪人英雄になれるのか?」を実際に試したがっていた。クルト決断結果422部隊作戦中に全滅遂げたことがクロウ中佐工作成立したため、彼に纏わる数々容疑被疑者死亡により永久に消失したある意味クロウ工作による恩恵を最も受けた人物となっており、「無名」(ネームレス)ではあるが「大戦英雄」になる野望達成したセドリック逮捕執念を燃やす元刑事エイダには彼自身にとって奥の手である隠しナイフ使わせ自身認め宿敵長年わたって執拗に追跡されており、現在では腐れ縁に近い関係になっている解散後は、消息不明となりアルフォンスにも行方掴めなかったが、断章NAMELESS、再集合』で知らされていないにもかかわらずクルトリエラ結婚式に姿を現した。 エイダ・アンゾルゲ (Ada Ansorge) 声 - 丸山未沙希 No.16。元エリート捜査官女刑事トレードマークである腰につけた手錠はその過去由来している。マルギット分隊隊員28歳汚職の罪でネームレス送られてきた。セドリック監視拘泥しそれ以外の事には一切関心持たないため、他のネームレス隊員との協調性皆無である。 かつてセドリック追い詰めたことがあるが、油断から隠し持っていたナイフ刺され取り逃がすという不覚をとった。このときの負傷により長期療養生活を余儀なくされ、それが原因による人事異動により現場第一線から遠のくことになって将来絶たれた。以降執拗にセドリック追い様々な裏組織と繋がり持ったり、不正・違法捜査手を染めてきた。ネームレスに来たのもセドリック追って自ら志願しての事で、自らの違法捜査をわざと暴露してネームレス送られるよう仕向けたセドリック自身嘯く通りネームレス隊員たちはセドリックエイダ含めて、皆それぞれ手法経緯思想こそ異なれ人として越えてならない一線越えてしまったはぐれ者集まり」であり、この事実クルトにさえも当てはまると主張したセドリック最期全ての罪を公にされた上で公開処刑が妥当と考えているため、彼が戦場で国のために死ぬという高尚な死が決し許されるものでなく、彼の監視戦死させないが行目的となっている。そのため、戦場において彼を守るためなら自分身体をも平気で盾にする。ただ、セドリックに負わされた古傷痛みがしばしば彼女を苦しめてもおり、それは彼女が持つ「古傷」というポテンシャルにも表れている。 解散後セドリック逮捕諦めず裏社会コネ使って潜伏しセドリック出現待っている断章NAMELESS、再集合』でセドリック再会して逮捕しようとするも、どちらも死亡扱いになっており、逮捕する権限罪状も無いことを指摘される。 エリオット・オーツ (Elliot Oates) 声 - 橋詰知久ガリア義勇軍所属。No.18。偵察兵36歳。 「結婚詐欺師」という触込みネームレス送られてきた人物大層な女好き自分落とせない女性はほとんどいないという自信があるハンサムガイで、今まで数多く女性交際してきた。その数は不明で、100人から先はもう数えるのをやめている。エイミー唯一人を除く女性隊員全員グロリアも含む)を口説こうとしてものの失敗。特にイムカには瞬殺された。本人は「ネームレス送られるような女性たちだから」と言い訳している。 結婚の話があるとその女性から逃げ出していたのは事実だが、ネームレス送り本当理由上官情婦手を出した事。普段ナンパばかりしているが、それは実は女性を本気で好きになるのを恐れている事の裏返し少年時代初恋失恋未だに引き摺っている。 「断章」は他の隊員(主にレギュラー)との関わりあいで進行するが、エリオットだけは途中まで「独白」という形で進行する解散後女性さえいれば生きていけると言い詐欺師戻った模様。だが、未だに真剣な恋愛出来ずにいる。 ジゼル・フレミング (Gisele Fleming) 声 - 照井春佳 No.26。長らく監獄生活送っていた女性隊員マルギット分隊隊員24歳無口表情乏しく、誰とも関わろうとしないが、嫌われている訳でもなく、微妙な距離感保っている。どこか怪しくミステリアスな雰囲気を持つ。 食べ物事欠きいかなる粗食にも耐えられる孤児院育ちだったが、高い知能指数持っていたため、国の研究所送られた。普通の遊び相手がいなかった彼女はいつしか炎を友達と呼ぶようになる放火繰り返し、その罪で刑務所へ送られた。ガリア政府はなおも利用価値があると踏んだのか、それとも処刑の手間を省くためか彼女をネームレス送りにしたという設定真性フェミニスト故、彼女自身望んで孤立している状況無視できなかったアルフォンス詮索される。 自分にも他人にも無関心相性のいいキャラ一人もいない。燃える炎だけに関心示して友として会話する。一応、隊長クルト指示素直に聞いている模様で、断章NAMELESS、再集合』でクルト結婚式で火を使った出し物提案するが、危険過ぎるため却下された時は渋々ながらも諦めている。 炎を友達称するだけあって火薬など火に関する知識は豊富であり 炎を巻き起こして育てるのもエサ絶って殺して消すのも自由自在解散後は、山で炭焼き職人の手伝いをしている。山を焼きたくなる衝動に駆られるが、クルトに「捕まることはしないように」と釘を刺されたため我慢している模様。 フレデリカ・リップス (Frederica Lipps) 声 - 津田美波義勇軍所属No.19マルギット分隊隊員27歳のある風貌色気駆使し、男を誑し込む技術長けたミステリアスな女性上官とのスキャンダルが元でネームレス送られてきたとされるクロウ中佐とは私的に懇意の仲で、2人きりの時はラムゼイと呼ぶ。実は多国間活躍するスパイで、本来ガリア人間すらない情報さえ得られるなら誰の相手でもするし、相応の金を払えばどんな情報でも売る。結構なやり手らしく、マクシミリアン個人的な情報からダモン将軍の娘の事まで情報範囲多岐に渡る。義勇軍入ったのも仕事都合だったが、身元発覚しそうになり身の危険感じたため、故意スキャンダル仕掛けてネームレス逃げ込んだ奇しくもガリア正規軍暗部について、生きてそこに居続けえすれば探るまでもなく集まるネームレス居心地良さ感じているらしい男性陣から過去問われても言葉巧みはぐらかすが、自分と同類みなしたグロリアには聞かれもしないことを語って聞かせている。彼女がもたらす情報クロウ曰く「相当高く付く」らしいがその精度極めて高いとクルト認めている。 解散後は、元のスパイ活動戻った。なお、ネームレス時代集めた情報高値売られている模様。 イルマリ・ガソット (Ilmari Gasotto) 声 - 森岳志民間人。No.17。29歳だらだら生きる事を信条としているニートで、徴兵拒否したためネームレス送りになったムラっ気激しく、突然やる気出したかと思えばすぐ止めたりする。 自分好きな事には必死になるが、お国のためという理由で死ぬのはまっぴらだと主張して憚らない。昔トランペット嵌った時期があったが、途中でやる気無くなって止めている。女性柔らかそうな頬っぺたが大好きというフェティシズム持ち。特に笑顔の時が最高らしい。その観点リエラ好きになり、笑顔見たいがために彼女の喜ぶ事を模索した結果、再びトランペットを手に取った。ただし、本人が言うには付き合いたいという具体的な好意とはまた違うらしい解散後は、放浪の旅に出る。旅の途中で突然釣り目覚める

※この「補充隊員」の解説は、「戦場のヴァルキュリアシリーズの登場人物」の解説の一部です。
「補充隊員」を含む「戦場のヴァルキュリアシリーズの登場人物」の記事については、「戦場のヴァルキュリアシリーズの登場人物」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「補充隊員」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「補充隊員」の関連用語

補充隊員のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



補充隊員のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの戦場のヴァルキュリアシリーズの登場人物 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS