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イノセント
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イノセント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/05/01 16:55 UTC 版)
| イノセント | |
|---|---|
| L'innocente | |
| 監督 | ルキーノ・ヴィスコンティ |
| 製作 | ジョヴァンニ・ベルトルッチ |
| 脚本 | スーゾ・チェッキ・ダミーコ エンリコ・メディオーリ ルキーノ・ヴィスコンティ 原作 ガブリエーレ・ダヌンツィオ |
| 出演者 | ジャンカルロ・ジャンニーニ ラウラ・アントネッリ ジェニファー・オニール |
| 音楽 | フランコ・マンニーノ |
| 撮影 | パスクァリーノ・デ・サンティス |
| 編集 | ルッジェーロ・マストロヤンニ |
| 配給 | |
| 公開 | |
| 上映時間 | 129分 |
| 製作国 | |
| 言語 | |
| allcinema | |
| キネマ旬報 | |
| allmovie | |
| IMDb | |
『イノセント』 (イタリア語: L'innocente) は、ルキーノ・ヴィスコンティ監督による1976年のイタリア・フランス合作映画である。フランス語題は L'Innocent である。
日本語タイトルは「イノセント:(形容詞)無垢な」と英語読みになったが、オリジナルタイトルは(イタリア語にしろフランス語にしろ)形容詞に定冠詞がついているのでこの形容詞は名詞化されている。意味としては原作同様「罪なき者」である。つまり、この物語では主人公に殺される幼子を指している。
目次 |
概要
ガブリエーレ・ダヌンツィオの長編小説、『L'innocente 罪なき者』が原作。映画の冒頭で捲られている書物は刊行当時の同書。『ルートヴィヒ』撮影中に心臓発作で倒れたヴィスコンティが、その後残った左半身マヒのまま車椅子に乗りながら演出を手掛け、ダビングの完成を待たずに逝去したため、遺作となった。
脚本を共同執筆したスーゾ・チェッキ・ダミーコは『ベリッシマ』以来のヴィスコンティの協力者である。途中『地獄に堕ちた勇者ども』、『ベニスに死す』には不参加であったが、『ルートヴィヒ』からは再び共同執筆に加わった。『若者のすべて』以来のエンリコ・メディオーリも、途中『異邦人』、『ベニスに死す』には不参加であったが、ヴィスコンティの最終作である本作まで、脚本への協力を惜しまなかった。
近年、同作のオリジナルネガは保存状態が悪く経年劣化が見られたが、『山猫』同様ジュゼッペ・ロトゥンノの監修により復元が行われ、2002年に作業が完了した。
日本ではヴィスコンティ没後の1979年に公開されるが、男性性器などに修正が加えられていた。2006年にヴィスコンティの生誕百年祭特集として上記の修復版が『イノセント【完全復元&無修正版】』として公開された。
相違
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
この映画は、ヴィスコンティやスーゾ・チェキ・ダミーコの意図によって施された原作との相違が見られる。
- 不倫相手
- トゥリオの不倫相手テレーザ、及びジュリアーナの不倫相手フィリッポは、映画と比べると小説では殆ど出番がない。特にテレーザは、小説では物語の冒頭で別れたことになっている。また、映画ではトゥリオがフィリッポの裸体を嫉視する場面があるが、小説では彼の肉体は貧弱なものとして描かれている。
- 子供
- ジュリアーナは自分が産んだ赤子に、小説では深い愛を注いでいるが、映画ではわざと邪険に扱っている。
- 結末
- 小説はトゥリオが子供を殺し、その葬式の描写で物語が終わる。しかし、映画では彼がジュリアーナとテレーザの両方から見捨てられ、ピストル自殺を遂げるという最期になっている。
スタッフ
- 監督 :ルキーノ・ヴィスコンティ
- 製作:ジョヴァンニ・ベルトルッチ
- 脚本:スーゾ・チェッキ・ダミーコ、エンリコ・メディオーリ、ルキーノ・ヴィスコンティ
- 音楽:フランコ・マンニーノ
- 撮影:パスクァリーノ・デ・サンティス
- 編集:ルッジェーロ・マストロヤンニ
- 配給:チネリッツ
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- 1 イノセントの概要
- 2 キャスト
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