裏界の魔王
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/06 23:34 UTC 版)
「愛はさだめ、さだめは死 (TRPGリプレイ)」の記事における「裏界の魔王」の解説
モッガディート かつてトオルと死闘を繰り広げた魔王。設定クラスは大いなる者/キャスター。自身の身体の損傷が激しかったため、トオルの身体を仮の器として「夜見トオル」として現世に帰還、潜伏していた。 「夜見トオル」として暮らすうちにユリを心から愛するようになり、人間に憧れるようになる。しかし、エミュレイターは人間からプラーナを吸収する能力を持つため、どんなに抑えていても突発的な接触からユリのプラーナを吸収してしまい、結果として大地の護符の封印が解けかける事態となった。それに責任を感じたこと、輪之助の自分にたった1人で勝負に挑んででもユリを救おうとする姿を見たこと、そしてトオルがモッガディートの姿のままでユリに「夜見トオル」であることを認めさせたことから、自分の敗北を認め、ユリに封じられた喰らい尽くすモノの4分の1を自らの身に移すことでユリを救おうとする。 トオルとは当初は険悪な関係だったが、途中からある種の友情めいた関係となる。トオル曰く「人とこの世界を愛したお人好しの魔王」。 名前の由来は上述の通り「愛はさだめ、さだめは死」の”黒の”モッガディートから。名称だけではなく、第一話のストーリーのモチーフにもなっている。 モーレ=アモーレ 自分と相手の身体を入れ替える「ボディチェンジ」能力を持つ裏界の魔王。爵位は大公。この能力を使うことで裏界でのし上がっていき、物語開始時点では緑色の甲冑姿の肉体を得ていた。 陳老師が自滅した後に残った「喰らい尽くすモノ」に対してボディチェンジを行い、侵冥魔王(ロード・オブ・エミュレイター)オメガ=アモーレとなる。 物語途中でユリとボディチェンジを行うが、まがりなりにトオルを装おうとしていたモッガディートとは逆に彼が入り込んだユリはサイコホラーじみた異様な人物になってしまった(それでも本人はユリのつもりらしい)。 第一話冒頭でトオルと契約を交わして蘇らせた侵魔は彼である(本来は第二話のミドルフェイズで説明される予定だったが、GMがそれを忘れていたのでクライマックスフェイズで唐突に明かされた)。 最初はミジンコのような身体だったらしく、ゲシュペンストには「今でも心はミジンコのまま」と評されている。 名前の元ネタは、風雷神フール=ムールと同じく、フルフルとムルムル。 リオン=グンタ あらゆる秘密を知る書物を持つ、"秘密侯爵"の二つ名を持つ魔王。今回は敵としてではなく、契約者たるゲシュペンストの召喚に応じ、助言者としてその姿をあらわす。無口という設定だが、今回はかなり多弁である。 魔王ということがバレると厄介、というゲシュペンストの懇願に対して名乗った偽名が「"秘密侯爵"」だったり、自身で「魔王」と口走ったり、去り際に「喋りすぎて疲れた」と発言するなど、今回はかなり御茶目な一面を見せた。
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裏界の魔王
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/01 06:10 UTC 版)
ベール=ゼファー “蝿の女王”の二つ名を持つ、裏界の大魔王。今回は敵としてではなく、助言者として、また第一話ではローズの対戦相手として登場。 第一話の時点では「涼風鈴」という本名をもじった偽名で登場。再登場時にはベルとして現れたが、服装は看護師のままだった。そのためか第二話で登場した際、ジローに「看護師のお姉ちゃん」、さらに沙絵には「コスプレ大魔王」と言われていた。 ローズからゲームを持ちかけられた際は渋々ながら承諾したが、実はリオンによってあらかじめその事実を知らされており、逆にローズをまんまと嵌めることに成功した。 芳緒家に伝わる四振りの刀に以前から注目しており、秘密裏にその力を利用して優位に立とうと考えていたが、とある事件からそれが明るみに出てしまい、目論見はあえなく頓挫してしまった。だが、まだ諦めてはいない。 ローズ=ビフロ 裏界の公爵で二つ名は“死霊女王”。第一話の大ボス。服装は血のにじむ包帯や安全ピンで装飾されたグロテスク・ロリータ。設定されたクラスは夢使い/キャスター。その名の通り死者を操る能力を持ち、最大の恐ろしさは自身の領域たる「夢の檻」にある。 これは彼女の配下である死者の軍団を蓄えておくための場所であり、維持するには核となる「眠りの贄」が必要。その眠りの贄が命を落とすか目覚めることで贄は死者の軍団にとり殺され、軍団に加わる。 今回もその目的でチャールズ、そして美紅を「眠りの贄」としたが、チャールズの情報とベルからのヒントで真相に気付いた菖子たちに「夢の檻」へ乗り込まれた上に死者の軍団を沙絵に解放されてしまった。 そのため自身が戦いに赴き、菖子の不調もあって終始優位に立ったが、ジローの奮戦により紙一重のところで敗れ、完全に無力化された。 退屈しのぎにベルに対してゲームを持ちかけたが、逆に嵌められた事には最後まで気付かなかった。 リオン=グンタ あらゆる秘密を知る書物を持つ、"秘密侯爵"の二つ名を持つ魔王。インタールードでベルと会話していた。本編には第二話のエンディングでベルとともに少しだけ登場している。 オリビエ=アークス “星詠みの”の名を持つ裏界の魔王。占い師風の格好をした女性。 実力はかなりのもので、芳緒家の刀を奪わせまいとグラントに立ちふさがったが、アルティシモの力で無敵のグラントが相手では敵うはずもなく、本体ごと倒された。 『愛はさだめ、さだめは死』のモッガディート、モーレ=アモーレと同じく、完全に滅び去った魔王の一人。リプレイに使える名前付き魔王は貴重なため、GMが菊池から文句を言われていた。
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裏界の魔王
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/01 06:09 UTC 版)
ベール=ゼファー “蝿の女王”の二つ名を持つ、裏界の大魔王。今回は敵としてではなく、助言者として登場。 第一話ではアルフレッドの秘書「飛田 鈴」として登場。第二話でようやく正体が明らかとなったが、レオガルスの意識操作に引っ掛かって表界に出られなくなってしまった。そのため、砕を自分の空間に引っ張り込み、時間稼ぎのために古都を殺すよう指示するが即答で断られる。その際、「冥魔を倒し、仲間を助ける」と言い切った彼に任せる形で手を引いた。
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裏界の魔王
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/06 19:07 UTC 版)
裏界も古代神とその眷属を封じるために作られた世界であるが、冥界や闇界よりは好環境な世界である。 魔王はこの裏界を統べている古代神もしくは強力なエミュレイターであり、それぞれが自分の領土を持ち、民(エミュレイター)を従えている。裏界の魔王たちは実力に応じて階級がつけられる文化があり、原則的には下位の魔王は上位の魔王に逆らえないとされる(下位の魔王が上位に従わなくてはならない義務があるわけではないが、ただ相手が強力なので仕方なく従うというだけである)。魔王たちの勢力をまとめて裏界帝国と呼ぶ事もあるが、実際には強いまとまりをもった集団ではない。下克上は常に起こっており、上位と下位の階級は頻繁に入れ替わる。利害が一致すれば魔王同士が共闘することもあるが、基本的には魔王同士の間に信頼や忠節といった感情は皆無である。 下位の魔王が上位の魔王を打ち負かせば階級の上下はもちろん逆転するが、魔王同士が直接戦わなくても階級を上げることはできる。裏界帝国では「表の世界をいかに混乱させたか」の度合いによって魔王社会の階級が決まるという文化がある。そのため、多くの魔王たちは裏界帝国の中で地位を得るためにエミュレイターを表の世界に送り込む。また、魔王の中には自らの力の一部を別働の固体として顕現させることで表の世界に直接干渉することもある。この分身体を「現し身」と呼ぶ。ただし、こうして生まれた現し身は非常に弱く、一般のエミュレイターと同程度である(世界結界や「夢」の妨害がある以上、魔王級の力を持った超存在が手軽に表の世界に出られるわけではない)。また、よほど強力な後ろ盾がないと魔王が表の世界に直接干渉することはない(表の世界で現し身を活動させることに集中している隙に、裏界において他の魔王の攻撃を受ける事もあり得るため)。 現し身が表の世界で殺されたとしても裏界の本体が死ぬわけではないが、本体のパワーを大きく減退させることはある(強力な現し身を作れば作るほど倒されたときの本体の弱体化も大きい)。力を減退させた魔王が元の力を取り戻すにはそれなりの時間か莫大なプラーナが必要となるため、強力な現し身を派遣することは魔王にとってもそれなりのリスクとなり得る。そのため、多くの魔王は安全策をとって現し身を派遣するときはパワーの弱いものを作ることが多く、表の世界での戦闘能力は一般のエミュレイターより弱いことさえある。魔王が現し身を使ってすることの多くは策謀や誘惑であり、直接的な破壊活動などは眷属のエミュレイターが担当することが多いため、戦闘能力はあまり必要としない。逆に言えば強力な現し身が派遣される場合というのは、魔王がリスクを背負ってまでも直接的な力を持って表の世界を侵略しようとしていることであり、重大な世界の危機が発生したことを示す。
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