死霊とは? わかりやすく解説

し‐りょう〔‐リヤウ〕【死霊】

読み方:しりょう

死者霊魂また、死者怨霊(おんりょう)。しれい。⇔生き霊(りょう)。


し‐れい【死霊】

読み方:しれい

しりょう(死霊)」に同じ。

[補説] 書名別項。→死霊


しれい【死霊】

読み方:しれい

埴谷雄高による長編思想小説昭和21年1946)、雑誌近代文学1月号に初掲載以後、同誌で第4章までを断続的に発表したが、昭和24年1949以降一時中断昭和50年1975)、雑誌群像」に第5章発表以後は同誌で断続的に連載平成7年1995)、第9章発表未完


しれい 【死霊】

シリョウとも。死者霊魂をいい、アニミズムの主要構成要素。人の失神や夢は、霊が身体から一時的に離脱するのだと考えられ、またその永久離脱が死だと考えられた。その死霊は生者禍福もたらすみなされ、これを恐れた祀ったりする死霊信仰生まれた。死霊は親族縁者供養することによって死穢脱し祖霊化して祖霊群の仲間入り子孫守護する存在となる、との考えもある。→ 祖先崇拝

死霊

作者白石千恵

収載図書本格推理 2 奇想冒険者たち
出版社光文社
刊行年月1993.10
シリーズ名光文社文庫


死霊

作者朝山蜻一

収載図書白昼艶夢
出版社出版芸術社
刊行年月1995.5
シリーズ名ふしぎ文学館


死霊


死霊

作者宮林太郎

収載図書怪奇探偵小説集 3
出版社角川春樹事務所
刊行年月1998.7
シリーズ名ハルキ文庫


死霊

作者埴谷雄高

収載図書存在探求 上巻 新装版
出版社學藝書林
刊行年月2003.10
シリーズ名全集 現代文学発見


死霊

作者庄司圭太

収載図書岡っ引き捕物控 5
出版社光文社
刊行年月2005.11
シリーズ名光文社時代小説文庫


死霊

読み方:シレイ(shirei)

作者 埴谷雄高

初出 昭和21年

ジャンル 小説


死霊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/08 02:24 UTC 版)

死霊(しりょう、しれい)は、死者の霊魂生霊の対語としても使われる[1]


  1. ^ a b 新村出 編『広辞苑』(第4版)岩波書店、1991年、1311頁。ISBN 978-4-00-080101-0 
  2. ^ 新村出編『広辞苑』(第5版)岩波書店、1991年、1360頁。ISBN 978-4-00-080111-9 
  3. ^ 今野圓輔 編『日本怪談集 幽霊篇』 下、中央公論新社中公文庫〉、2004年、13-38頁。ISBN 978-4-12-204465-4 
  4. ^ 柳田國男「遠野物語拾遺」『遠野物語角川書店角川ソフィア文庫〉、2004年、153頁。ISBN 978-4-04-308320-6 
  5. ^ 今野円輔『日本怪談集 幽霊篇』 上、中央公論新社〈中公文庫〉、2004年、194-195頁。ISBN 978-4-12-204464-7 


「死霊」の続きの解説一覧

死靈

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/03 03:07 UTC 版)

死靈』(しれい)は、戦後日本の文学者・埴谷雄高の思弁的長編小説である。同作者の代表作。




「死靈」の続きの解説一覧

死霊(しりょう)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 07:56 UTC 版)

風の聖痕」の記事における「死霊(しりょう)」の解説

生者憑依して操る死者の霊。ロナルド・ウォレスによって使役させられていた。憑依された者は武術心得がある人間でも歯が立たないほどの力を発揮し入院実のダメージ受けてもものともしなくなる。ロナルド・ウォレス倒された後、和麻の風によって浄化された。

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死霊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/31 14:31 UTC 版)

九罰の悪魔召喚術」の記事における「死霊」の解説

悪霊とも呼ばれ死者の魂ではなく死体から発生する存在自我希薄単体では弱いため、生者にはほとんど害はない。生気吸って増殖する通常墓場に棲みついている

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死霊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/28 08:30 UTC 版)

どすこい!女雪相撲 胸がドキドキ初場所体験」の記事における「死霊」の解説

恐山女学館女相撲部所属

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死霊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 17:48 UTC 版)

怪物王女」の記事における「死霊」の解説

1体でも人里放り込む血液媒介に無限連鎖感染増殖する知性はない。王国では例えであっても取り扱い例外なく禁じられている。

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死霊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/10 04:41 UTC 版)

ドラえもん3 魔界のダンジョン」の記事における「死霊」の解説

悪霊ゾンビ系の敵。「天罰ムチ」が絶大に効く。

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死霊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/02 01:41 UTC 版)

ルーントルーパーズ 自衛隊漂流戦記」の記事における「死霊」の解説

怨念持って死んだ者の成れの果ての姿。大量の死霊に取り憑かれれば最悪場合死に至る。

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死霊(しりょう)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 13:55 UTC 版)

デッド・オブ・ザ・ブレイン」の記事における「死霊(しりょう)」の解説

コールたちを襲うゾンビ総称死体から蘇生薬によって発生するという経緯のほか、狂暴化した異常な筋力を得るうえ、生きた人間襲って脳を真っ先食らうという食性を持つ。

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死霊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 02:12 UTC 版)

「どろろ」の記事における「死霊」の解説

自分では形が無いため様々なものに次から次へ取り憑き執拗に百鬼丸たちへ襲い掛かる。斬ったりバラバラにすると一旦は引っ込む。川に浮かぶゴミの塊に取り憑き人間溶かす怪物になった百鬼丸木造橋桁を斬って崩壊させ下敷きになる。死骸にも取り憑く百鬼丸斬り捨てられた。原作では他にも草履、野犬野原などにも取り憑いて襲い掛かりアニメでは大量大量カラスにも取り憑いて襲い掛かった百鬼丸原作では死に神アニメでは魔物どもの手先という呼び方もしていた。

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死霊

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 01:24 UTC 版)

名詞

  (しりょうしれい)

  1. 肉体から遊離した死者霊魂

関連語

類義語

対義語


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