アモーレ
「アモーレ」とは・「アモーレ」の意味
「アモーレ」とは、主に「愛」「愛情」「恋愛」「情事」「情交」「愛する人」といった意味の表現である。イタリア語の「amore」をカタカナ表記したもので、同じ語源を持つスペイン語では「amor(アモール)」、フランス語では「amour(アムール)」と言う。また似たような音の響きに「アミーコ」がある。「アミーコ」はイタリア語の「amico」で「友人」「恋人」を意味する。スペイン語は「amigo(アミーゴ)」フランス語は「ami(アミ)」である。さらにイタリア語で「あなたを愛している」と言いたい時には「ti amo(ティアモ)」はと言う。それに対して「anche io(私もです)」という返し方が一般的である。「アモーレ」の語源・由来
「アモーレ」の語源はイタリア語の「amore」が由来である。さらに「amore」の語源はラテン語の「Amor」から来ている。「Amor」はローマ神話の愛の神で、日本では「アモール」の他に「クピードー」「キューピッド」の名前で知られている。「アモーレ(2016年の流行語)」とは
2016年にサッカー日本代表の長友佑都が、女優の平愛梨との熱愛が発覚した時に報道陣に向けて発した言葉である。当時長友はイタリアのサッカーチーム「インテルナツィオナーレ・ミラノ」に所属し、イタリア語に精通していた。長友は「彼女は(僕の)アモーレ(=恋人)」と交際宣言をして、後に2人は結婚することとなる。「アモーレ」はワイドショーで何度も取り上げられ、2016年の流行語トップテンに選出された。「アモーレ(1948年の映画)」とは
「アモーレ(1948年の映画)」とは、1948年にイタリアで公開された「ロベルト・ロッセリーニ」監督の映画である。主演は監督と当時交際していたアンナ・マニャーニ。2部構成のオムニバスとなっており、第1部は「ジャン・コクトー」の戯曲「声」を元に制作された「人間の声」、第2部は「フェデリコ・フェリーニ」が原案の「奇跡」である。「アモーレ」の熟語・言い回し
「ミ アモーレ」とは
中森明菜が1985年にリリースした楽曲を指す。「ミ アモーレ」はポルトガル語の「Meu amor é」から来ており、「私の愛、そして」という意味である。作詞は康珍化、作曲・編曲は松岡直也。1985年の年間シングルチャート2位や、第27回日本レコード大賞で大賞を受賞するなど、中森明菜の代表曲と言える。
「コンアモーレ」とは
コーヒーチェーン店「タリーズ」のオーダー時のコールの1つである。「コンアモーレ」はイタリア語の「con amore」から来ており、「愛を込めて」という意味を表す。他のコールに「コンブリオ(活き活きと)」や「コンパッシオーネ(情熱を込めて)」などがある。
「アモーレ ミオ」とは
「私の愛しい人よ」「ダーリン」「あなた」といった意味を持つ。「アモーレ ミオ」はイタリア語の「amore mio」から来ており、恋人に呼びかける時に使われている。また「アモーレ ミオ」というタイトルの楽曲が数多くリリースされたおり、代表的なのが「山口かおる」が2015年にリリースしたものや、すとぷりが2020年にリリースしたものがある。
「アモーレ」の使い方・例文
「アモーレ」を用いた例文は以下の通りである。・イタリアはアモーレの国とも言われている。
・アモーレ、そこにあるコーヒーを取ってくれないか?
・アモーレは本気で愛している時に使う言葉である。
・アモーレがなければ生きている意味がない。
・「私が病気の時、彼は付きっきりで看病をしてくれた」「それはアモーレだね」
・一度は「俺のアモーレ」というセリフを言ってみたいものである。
・ロベルト・ロッセリーニの「アモーレ」という映画は、彼の作品の中ではあまり評判が良くない。
・私が初めて買ったレコードは中森明菜の「ミアモーレ」である。
・タリーズでコーヒーを頼んだら、店員が勢いよく「コンアモーレ」とコールをしていた。
・イタリアに旅行した時に、カップルが「アモーレ・ミオ」と語りかける場面に遭遇した。
アモーレ
アモーレ
アモーレ(Amore)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 07:41 UTC 版)
「Winx Club」の記事における「アモーレ(Amore)」の解説
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