た ことは? わかりやすく解説

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他己

読み方:たこ

他人見た自分他者捉えた自分在り方、といった意味で用いられる語。「自己」との対比用いられる言い方で、「他己紹介」「他己分析のような表現において用いられる

自己と他己の対比において、「自己」とは自分自分向き合うことを指し、「他己」は他者援用して自分向き合うことを指すといえる

たこ【×凧/紙凧】

読み方:たこ

細く割った竹で作った骨組みに紙を張って糸を結びつけ、風を利用して高く飛ばして遊ぶ玩具絵凧字凧・奴(やっこ)凧など種々ある。いかのぼり。いか。《 春》「糸のべて—の尾垂るる水田かな/子規

[補説] 「凧」は国字


たこ【胼胝/×胝】

読み方:たこ

繰り返し圧迫受けた皮膚の部分角質化し厚くなったもの。骨の出っぱったところにきやすいペンだこや座りだこ、肘(ひじ)だこなど。べんち。「耳に—ができるほど聞かされた」


たこ【×蛸/章魚/×鮹】

読み方:たこ

頭足綱八腕目軟体動物総称卵円形頭状のところが胴で、内臓収まっており、口状漏斗からは墨・水排泄物などを出す。頭は目のあるところで、口を俗にからすとんびといい、その下に8本の腕をもつ。腕には吸盤があるが、イカ異なりいぼ状。すべて海産で、肉食性日本にはマダコ・イイダコ・ミズダコなどが分布し食用にする。《 夏》「中年逢瀬(あふせ)の夜市—を購(か)ふ/寒々

⇒蛸胴突(たこどうつ)き

蛸配当」の略。


た こ

人力上下し地面盛り土、あるいは基礎敷き詰めた割栗石グリ)を突き固めるための道具。  直径30~50cm、長さ40~60cmのなどの堅い丸材に1mくらいの2~4本ほどの引き手しっかりと取り付けたもの。もっぱら手製作られる重さ2040相当し、1~3人くらいで引き手持って作業する1人で使うものを「小たこ」、2~3人で使うものを「大たこ」ともいう。また、逆さにすると打ち込む作業にも使える。これを逆だこという。  ただし、昨今ではたこはあまり使われなくなり、代わってエンジン駆動タンパーランマー主流となってきた。

たこ 【蛸・章魚】

頭足類タコ目八腕類)の軟体動物総称。蛸は何となく形が不気味だから、海の怪物のように見られ西洋でも船を海中引きずり込む怪物とする話があるが、日本にも大蛸の主の話があり、老女蛸の足を日に一本ずつ食べ八日目最後の一本食べようとしたところ、その足が老女海中引き込んだ、という話などがある。また蛸は自らの触腕食べ、その触腕再生するとの俗信から、キリスト教世界では守銭奴象徴とする。だが日本には蛸薬師のように良い話もある。妊婦食べるのを禁じ地方もあるが、これは骨なしの子生まれるとの俗信からである。西洋では好色シンボルとみ、食べると催淫作用がある、との俗信もある。→ 蛸薬師

タコ

読み方:たこ

普通のタコはこちらから危害及ぼさない限り、特に危険な生物ではないが、胴体下部の足の中心によく発達したオウムのようなクチバシがあり、腕などに絡みついたときに、このクチバシかみつかれることがある太平洋暖かい海に生息するヒョウモンダコ体長小さいが、強い毒を持っているので、注意が必要。

たこ

  1. 耳。〔第二類 人物風俗
  2. 耳。

分類 ルンペン大阪


たこ

  1. 囚人檻房内ニ於テ、殊更高声ヲ発スルコトヲ云フ。〔第四類 言語動作

たこ

  1. 。「たこつび」「たこつぼ」の略。同条参照。「又にひつたくられるかぶと形」「おいしいこと壷はだが面ラは」。「のあるかはりにだと下女はしやれ」。「赤貝の味ひの味がする」。「竜宮下女もありもあり」。

たこ

  1. 足をいふ。

分類 せんぽ


たこ

  1. 土工炭坑夫は穴に棲んでいるところから連想。〔俗〕

分類 俗/一般


タコ

読み方:たこ,たご

  1. 股引ノコトヲ云フ。〔第四類 衣服之部・東京府
  2. 股引ノコトヲ云フ。〔第四類 衣服之部・茨城県
  3. 股引ノコトヲ云フ。〔第四類 衣服之部・三重県
  4. 股引ノコトヲ云フ。〔第四類 衣服之部・愛知県
  5. 股引ノコトヲ云フ。〔第四類 衣服之部・岐阜県
  6. 股引ノコトヲ云フ。〔第四類 衣服之部・岩手県
  7. 股引ノコトヲ云フ。〔第四類 衣服之部・岡山県
  8. 頭巾又ハ股引ノコトヲ云フ。〔第四類 衣服之部・北海道庁
  9. 股引ノコトヲ云フ。〔第四類 衣服之部・宮城県
  10. 脚袢股引ノ類。〔第二類 人物風俗

分類 三重県北海道庁宮城県岐阜県岡山県岩手県愛知県東京府茨城県


タコ

読み方:たこ

  1. 同上(※「腰ヨリ」)下部ノコトヲ云フ。(※「だるま」参照)〔第六類 人身之部・石川県

分類 石川県


読み方:たこ

  1. 耳。「耳に紙魚」より、或は叱責せられること。
  2. 教誨師僧侶或は股引のことを云ふ。
  3. ①耳のこと。「耳に紙魚」より。或いは叱責せられること。②侵入するために用い縄梯子のこと。③教誨師僧侶或いは股引のこと。

読み方:たこ

  1. 僧侶教誨師-〔囚徒隠語〕。〔第二類 人物風俗
  2. 坊主のことをいふ。僧侶の頭は蛸のやうに円くつるつるに剃つて居るから。〔僧侶語〕
  3. 坊主のことをいふ。僧侶の頭は蛸のやうに円くつるつるに剃つて居るから。
  4. 僧侶
  5. 坊主のことをいう。僧侶の頭は蛸のように円くつるつる剃っているから。〔僧侶

分類 ルンペン大阪僧侶僧侶語、囚徒


読み方:たこ

  1. 同(※「ねぐさ」参照)。〔第五類 官吏官舎之部・山形県

分類 山形県


読み方:たこ

  1. 盗賊他人邸宅ヲ侵スニ際シ其使用スル縄梯子。〔第六類 器具食物
  2. 侵入するために用い縄梯子のことを云ふ。
隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

読み方
たこ

多湖

読み方
多湖たこ

太古

読み方
太古たこ

多古

読み方
多古たこ

多胡

読み方
多胡たこ

大胡

読み方
大胡たこ

田子

読み方
田子たこ

タコ (曖昧さ回避)

(た こ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 09:58 UTC 版)

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たこ

  • - 玩具。イカとも呼ばれる。
  • タコ - 水棲動物としてのタコ。
  • 胼胝(たこ) - 皮膚角質層が肥厚した状態のこと。痛みを伴うものは特に魚の目と呼ばれる。
  • タコ#言語 - その他のタコの意味
  • 侮蔑的表現(侮蔑語)

文化・宗教

人物・地名など

外来語・頭字語

その他

  • 蛸配当 - 株式会社などが企業の業績以上に違法配当する行為。
  • タコノアシ - 絶滅危惧種の植物。
  • タコ部屋労働 - 戦前の日本において多く行われた強制労働。
  • タコ - 地面を突き固める器具、撞槌(とうつい)、蛸木(たこぎ)。
  • タコ - 野球で凡退のこと。サンタコといえば三打席凡退を意味する。
  • タコ (TACOのアルバム) - 山崎春美によるロックバンド「TACO」の1stアルバム。
  • たこ - 小規模建設工事や造園工事で使用されるつき硬め道具

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「たこ」の例文・使い方・用例・文例

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